今更すぎる『Galaxy S20 5G』レビュー

今更すぎるシリーズ最新弾です。今回購入した機種は『Galaxy S20 5G』のdocomo版です。

実を言うと、人生で初めてのGalaxyの購入です。同シリーズは今まで散々記事上で触れてはきましたが、実機を触れることは今回が初めてと言うわけです。

特徴・スペック

Galaxy S20はディスプレイ左右が湾曲しているエッジスクリーンを搭載した最後のGalaxy Sシリーズです。後継の『S21』では平らなディスプレイとなっており左右のサイズ感としてはこの機種が一番狭いです。(約69mm)

Galaxy S20 5G
OSAndroid 10 (12)
One UI
SoCQualcomm
Snapdragon 865 5G
メモリ/ストレージ12GB/128GB
microSD 最大1TB
ディスプレイ6.2インチ
Dynamic AMOLED 2X
3200×1440
アウトカメラ約1,200万画素 超広角 F2.2
約1,200万画素 広角(標準) F1.8
約6,400万画素 望遠 F2.0
インカメラ約1,000万画素 F2.2
ネットワークBluetooth 5.0
IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
防水防塵IPX5/IPX8
IP6X
バッテリー4,000mAh
サイズ約152mm×約69mm×約7.9mm
約163g

メモリ容量は12GBと2022年現在のハイエンドモデルと同等クラスで、後継のGalaxy S21よりも多いです。6.2インチ163gというサイズ感は非常に魅力的です。Pixel 5を使用している筆者にとっては好感を持てます。

SoCには「Snapdragon 865」で2世代前ですが十分すぎる性能を持っています。

本体デザイン

ベゼルはそれなりに狭く、特に左右はエッジスクリーンの効果もあって非常に狭いです。

下部はその他に比べると少し広いですが許容範囲です。

普通のスマートフォンなデザインでしょうか。良くも悪くも特別なデザイン的な特徴は無いというのが正直なところです。背面はガラス製で、光の当たり方によってカラフルに反射します。

上部です。SIM/SDカードスロットがあります。この機種、購入時から保護フィルムが貼り付けられているのも特徴です。

下部はType-Cポート、スピーカー、マイクがあります。スピーカーは下部以外にもディスプレイ面上部にもついており、ステレオです。

右側面には電源ボタン、音量ボタンがあります。以前まであたBixbyボタンは廃止されました。あまり使われている印象無かったですね、アレ、日本では対応すらしてなかったようですし。

カメラ

レンズ構成使用センサー
超広角約1,200万画素 F2.2IMX555
広角約1,200万画素 F1.8
デュアルピクセル OIS
ISOCELL 2LD
望遠
(広角使用可)
約6,400万画素 F2.0ISOCELL GW2
イン約1,000万画素IMX374

アウトカメラには3つのセンサーが使用されています。特徴的なのが望遠レンズの使い方で、6,400万画素を電子3倍ズームして望遠として使用しています。そのため、広角として使用できるというのも面白い点です。

Galaxy S20 広角
Pixel 5 広角

ほぼ同期で筆者の愛機、Pixel 5と比較してみました。某有名関東の三大師での撮影です。全体的な印象に大きな違いはありませんが、Pixel5のほうが暗所を明るくしているように見えます。逆に言えばGalaxyのほうがコントラスト高めです。

右:Galaxy S20
左:Pixel 5

画素数は同じ12MPですが、ノイズ処理や解像度という点でGalaxy S20が良好です。例えば寺院下の石や瓦付近、ピントの合い方の違いもあるかもしれませんがGalaxyのほうがきれいです。これはセンサーサイズがGalaxyのほうが大きいというのが要因ですね。

更に拡大
右:Galaxy S20
左:Pixel 5

瓦を拡大してみました。Pixel5にはノイズが載っているのが分かります。

Galaxy S20 広角

本堂です。

超広角で撮ってみました。倍率がiPhoneなどと同じ「0.5倍」で広大さを伝えるのにはなかなか使いやすい画角です。西日が入り込んでしまい処理が大変そうなロケーションですが、なかなかきれいに写っているのではないでしょうか。天気も良く空の青色とのコントラストが良きです。

Galaxy S20 広角
Pixel 5 広角

紫陽花の色合いがいいですね。やはり色のりはGalaxyに軍配が上がります。

Galaxy S20 望遠

こちらが望遠レンズでの画像です。

Galaxy S20 望遠(30倍)

30倍でデジタルズームをしてみました。割と実用できそうな解像感です。

Googleのようにモーションフォトを使用することもできます。GooglePhoto上で同期できないのが残念ですがこの機能は楽しいですね。

各種ベンチマークスコア

Antutuベンチマーク

約64万点と、XPERIA 1Ⅱなどとほぼ同様のスコアです。

ストレージベンチマーク【Antutu&A1】

速い。

A1 SD Bench

UI…意外に良い

これまで筆者がGalaxyを購入しなかった最大の理由がUI(ユーザーインターフェース)です。個人的にAOSP(Androidの標準のもの)が好きで、XiaomiやHuaweiなどのスマホはあまり長続きしなかったのですが、このGalaxyのOneUIはどのようなものなのかがわかりました。

結論から言うと「思ったよりも良い。Android12ならこれのほうが使いやすい」といった印象です。Galaxyのシェア率は伊達ではないのが分かります。

ステータスバーや設定画面などなど、親指が届きやすい位置にボタンを配置するような配慮がされており、小さい気遣いながらも使用時のストレスは低減されます。

設定画面

分かりますでしょうか。操作系をできる限り下に配置することで指が届かないなんていうのを回避しています。

また、これはAndroid12ベースなのですが、Wi-Fiのオンオフボタンがあるのがいいですね、ていうか当然だろと。一つ一つのボタンも小さく、1画面で操作できる項目が多いのがいいです。

Android12のAOSP
一度に表示できる項目が少なくて不便

各種配置や設定項目の振り分けに関しても、AOSPでは迷いそうな部分が適切に分けられていたり、「他の機能をお探しですか?」の欄に出る項目が意外に役に立ったりするなど、好印象です。

ユーザビリティ

画面内指紋認証は思ったよりも精度が良いなと感じましたが、背面や側面のタイプに比べると速度精度ともに劣ります。デザイン性のためだけにディスプレイ面に入れ込む必要あるのでしょうか。このタイプの指紋認証を行っていないメーカーなんてXPERIAくらいしか残ってないのも事実ではありますが。

ちなみに、インカメラを用いた顔認証を併用することもできますので、顔が入る範囲でロック解除する分にはあまり困りません。

DeXも使えます

DeXはスマホをパソコンのOSのように使用できる機能になります。上の画像の通りPCのようなデスクトップが展開されており、マルチウィンドウで動かすことができます。

カイロソフトも安心プレイ

これも中々よくできており、モニターに有線でつなげるのももちろんのこと、WindowsPC上にワイヤレスでも出力することができます。遅延があるのかなとも思いましたが、この点もしっかりと対策されており、あまり遅れを感じることはありませんでした。

まとめ

今回はGalaxyの2020年のフラッグシップモデルを紹介しました。デザインや機能に尖った点が無く、あまり話題になりにくい機種ではありましたが、逆に言えばオールマイティに安定した良機種です。デザインもS21以降のカメラ部が目立つものでは無く無難にまとまっています。中古相場も比較的手ごろですのでおすすめです。

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