android 12でWiFiのオン/オフボタンを復活させる方法(adb)
Android12では…
こんにちは。最近発表されたGoogleの最新OS「Android 12」、現在はPixelシリーズに提供が開始されています。
「Material You」の搭載やプライバシー機能の強化など、非常に素晴らしい機能追加が目白押しなのですが、非常に残念ながら、ステータスバーを下すと出てくるクイック設定パネル(コントロールパネル)からWi-FiのON/OFFがワンタッチで変更できないものに変更されています。
WiFiのアイコンに「インターネット」と記載されている部分が変更箇所です。
Android11までは上記のようにWiFiのトグルが専用で存在していたのですが、12からはモバイルデータ通信の項目と統合され、下記の画像のような画面を経由することになります。個人的にはかなり手間に感じます。
adbコマンドで変更をかける
adb コマンドを利用してWiFiボタンを復活させてみましょう。
導入方法は上記に記載されているリンクを参照してください。
導入が完了した状態で、PC上の「Platform-tools」上で適当な場所を「Shiftキー」を押しながら右クリックしてPoweshell(コマンドプロンプト)を起動します。
その状態で
adb shell
を入力した後、 端末名(型番):/ $ が先頭に来ている状態で、
settings put secure sysui_qs_tiles "$(settings get secure sysui_qs_tiles),wifi,cell"
と入力してください。打ち込んでエンターを押しても特にメッセージが表示されるわけではありませんが大丈夫です。
ちなみにですが、「cell」はモバイルデータ切替のトグルになります。不要な場合は削ってください。
これでPCでの動作は終了です。
クイック設定一覧、もしくは編集画面にWiFiのON/OFFトグルが追加されているはずです。もし追加されていないようであれば、スマホ本体の再起動を試してみてください。
一応これで復活することはできましたが、再起動で消滅したりすることもあり、また、今後のアップデートで無効化される可能性がある点には注意が必要です。
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