「AQUOS R6」登場。色々とお化けなスマホ…
あの液晶のSHARPが液晶ディスプレイを捨てる時が来たようです。
2021年5月、SHARPはAQUOSシリーズのフラッグシップモデルである「R」シリーズの新型モデルを発表しました。このシリーズにおいて一貫して採用し続けてきた液晶ディスプレイの搭載をやめ、「IGZO」の技術を活用した有機ELディスプレイを搭載しています。
新機能をまとめると…
- Leicaと協業、1インチセンサー搭載単眼カメラ搭載
- IGZO技術を活用した6.6インチ有機ELディスプレイ搭載(解像度はダウン)
- 超大型画面内指紋センサー(3D超音波式)
スペックシート
スペック | |
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機種 | AQUOS R6 |
出荷時のOS | Android 11 |
SoC | Snapdragon 888 5G 2.8GHz+1.8GHz オクタコア |
RAM | 12GB LPDDR5 |
ROM | 256GB UFS 3.1 microSD 最大1TB対応 |
ディスプレイ | 6.2インチ(2730×1260) Pro IGZO OLED 有機EL 120fps |
アウトカメラ | メイン:20.2MP F/1.9 1インチ ToFセンサー |
インカメラ | 12.6MP F/2.3 |
動画機能 | アウト:4K30fps、1080p60fps、1080p30fps アウト:1080p30fps、720p30fps |
ネットワーク | WiFi:802.11 a/b/g/n/ac/ax (WiFi6) Bluetooth5.2 |
セキュリティ | 指紋(画面内) 顔 |
SIM | microSIM ×1 |
I/O | USB Type-C イヤホンジャック |
防水防塵 おサイフケータイ | IPX5/8 IP6X 対応 |
バッテリー | 5,000mAh USB PD対応 |
サイズ 重量 | 約162×約74×約9.5mm 重量:207g |
カメラに本気、Leicaと協業
今までのAQUOSシリーズというと、カメラが微妙という印象がどうも拭えないでいました。一時は「リコー」の「GR」認証取得などのコラボレーションを行ってはいましたが、他メーカーと共同開発といった深い協業は行っていませんでした。
そんな中、ついに有名老舗カメラメーカーである「Leica」と協業に至りました。さらに、これまでのスマートフォンカメラの常識を覆す1インチセンサー搭載です。
1インチセンサーという言葉だけではすごさは分からないと思われますが、高級コンデジで有名なSONY「RX100」シリーズと同じサイズのセンサーを搭載しています。ズーム機能がないRX100がそのままスマートフォンに落とし込まれたようなものです。
この画像をみるとサイズの差がかなり大きいことがわかります。1/2.55というサイズはこれまでの「AQUOS R5G」や「Pixel 5」などに搭載されている一般的なセンサーサイズになります。「XPERIA 1Ⅱ」等は1/1.7という少し大きいサイズです。
ついに有機ELを搭載
AQUOSシリーズの特徴であったIGZO液晶ディスプレイのエッセンスを継承した「Pro IGZO OLED」有機ELディスプレイを搭載しています。
120Hzも維持し、黒挿入による模擬240Hz駆動にも対応しています。また、液晶に比べて暗いと思われがちな有機ELディスプレイですが、この機種ではAQUOS史上最高の輝度2000nitを達成しています。
また、10億色表示も引き継いでいます。