『Oppo Reno 8Z 5G』海外発表。スペック情報。Reno7Aと比較
OPPOは、タイをはじめとした世界各国にて、『Reno 8Z』を発表しました。デザイン的には日本で先日販売が開始された『OPPO Reno 7A』や『Reno 8』シリーズに非常に似ているものです。日本展開の可能性は低そうですが、情報をまとめていきます。




上が『Reno 8Z』、下が『Reno 8』です。




そした更に『Reno 7A』です。




デザイン
2色展開




カラーは『ドーンライトゴールド』『スターライトブラック』(直訳)の二色です。『Reno 7A』でも紹介された「OPPO Glow」というデザインコンセプトを採用しており、さらさらとしたマットな背面が特徴的です。
スペック情報
Reno 8 | Reno 7A | |
---|---|---|
OS | ColorOS 12.1 Android 12 | ColorOS 12 Android 11 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 695 5G | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
メモリ容量 | 8GB LPDDR4X | 6GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB UFS2.2 microSD | 128GB UFS2.2 microSD |
ディスプレイ | 6.43インチ FHD+ 60Hz | 6.4インチ FHD+ 90Hz |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:不明 マクロ;不明 | 広角:約4,800万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 F2.4 | 約1,600万画素 F2.4 |
ネットワーク | Bluetooth 5.1 Wi-Fi 5(ac) | Bluetooth 5.1 Wi-Fi 5(ac) |
バッテリー | 4,400mAh 最大33W急速充電 | 4,400mAh 最大18W急速充電 |
生体認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 | 指紋認証(画面内) 顔認証 |
イヤホンジャック | 搭載 | 搭載 |
サイズ | 159.9×73.2×7.66mm 181g | 159.7×73.4×7.6mm 175g |
こちらがスペック概要になります。全体的なスペック自体は同じですが、メモリ容量や充電速度、カメラ仕様などの所々に小さな違いが見られます。以下では各仕様の詳細を紹介していきます。
SoC、メモリ
SoCにはクアルコムの『Snapdragon 695 5G』を採用しています。








SoC | Reno 7A / Reno 8Z |
---|---|
SoC | Snapdragon 695 5G |
CPUコア数 | 8コア |
CPU構成 | Kryo 660 Gold×2【2.2GHz】 Kryo 660 Silver×6【1.7GHz】 |
プロセスルール | 8nm |
ベンチマーク Antutu V9 | 396,817 |
GPU | Adreno 619 |
全く同じSoCを使用しているので処理性能に違いはありません。
メモリ | Reno 8Z | Reno 7A |
---|---|---|
容量 | 8GB +5GB(仮想メモリ) | 6GB +5GB(仮想メモリ) |
仕様 | LPDDR4X | LPDDR4X |
どちらも5GBまで仮想メモリとして追加できる機能を有していますが、基本容量は2GBの差があります。
ディスプレイ




ディスプレイは約6.4インチの60Hz対応有機ELです。
ディスプレイ仕様 | Reno 8Z | Reno 7A |
---|---|---|
ディスプレイ素材 | 有機EL | 有機EL |
画面サイズ | 約6.4インチ | 約6.4インチ |
解像度 | FHD+ 2400×1080 | FHD+ 2400×1080 |
色深度 | 約1677万色(8ビット) | 約1677万色(8ビット) |
リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大90Hz |
タッチサンプリングレート | 最大180Hz | 最大180Hz |
画面占有率 | 90.8% | 89.4% |
輝度 | 通常430nit 最大600nit | 通常430nit 最大600nit |
ディスプレイガラス素材 | SCHOTT Xensation® Up | DT star2 (Dragontrail) |
この仕様は『Reno 7A』に軍配が上がるでしょうか。ほとんど同じ構成ですが肝心のリフレッシュレートは60Hzどまりです、タッチサンプリングレートは180Hzで違いありません。
カメラ




カメラはトリプルレンズ構成ですが、レンズの役割が違います。メインのセンサーは8Zのほうが解像度高めですが、超広角レンズは非搭載、代わりにボケ専用のモノクロレンズを搭載しています。分かりやすい撮影効果が得られる超広角が搭載されていないのは痛いですね。これは多少の解像度を犠牲にしてもReno7Aのほうが便利だと思います。
なお、スローモーション含め動画撮影機能に違いはありません。4K30fpsに対応してくれても良くないですか?1080p60fpsもです。
Reno 8Z | Reno 7A | |
---|---|---|
広角レンズ (メイン) | 約6,400万画素 F1.7 | 約4,800万画素 F1.7 |
超広角レンズ | - | 約800万画素 F2.2 |
マクロレンズ | 約200万画素 F2.4 | 約200万画素 F2.4 |
モノクロレンズ | 約200万画素 F2.4 | - |
動画撮影機能 | 1080p30fps 720p30fps | 1080p30fps 720p30fps |
スローモーション動画 | 720p120fps | 720p120fps |
なお、レンズ周りにはライトが搭載されています。これは通知や着信などの際に光ってくれるらしいです。
価格
タイでの販売価格12,990฿(バーツ)で、日本円に直すと約49,000円です。(2022年8月現在)為替レートの影響もあると思いますがあまりコスパがよいとは言えないでしょう。また、当然のことながら防水やおサイフケータイにも対応していないため、カメラ解像度やメモリ容量を考慮してもあまり選ぶ意味はなさそうです。




Oppo(タイ語)公式サイト:OPPO Reno8 Z 5G | OPPO ประเทศไทย