One UI 8.5、何が変わったの? 新機能と日本向け対応機種を整理してみました


One UI 8.5がややこしすぎる!と感じたので、2026年5月時点の最新情報をベースに、新機能・UIの変更点・日本対応機種をまとめてみました。
まず大前提として、One UI 8.5はAndroid 16ベースの大規模アップデートです。「.5」という数字から軽いアップデートに見えますが、Ambient Designの導入、Galaxy AI強化、Quick ShareのAirDrop対応など、実際にはかなり踏み込んだ変更が入っています。
📌 この記事のポイント
・配信開始:2026年4月30日(韓国)→ 5月以降グローバル展開
・ベースOS:Android 16
・日本向け:2026年5月26日よりSamsung Galaxy S23シリーズ以降の全モデルが対象
・最初からプリインストール:Galaxy S26シリーズ・Galaxy A57 5G
🎨 UIデザインの変更点(地味だけど大事)
今回の目玉のひとつが「Ambient Design」の導入です。システム全体にぼかし効果が入り、全体的に洗練された印象に変わっています。具体的には以下のような細かい変化があります。
- ロック画面の通知にぼかし効果が入り、読みやすさが向上。壁紙との一体感が増した。
- ロック画面で時計と壁紙オブジェクトが自動配置され、天気の影響もリアルタイムで表示されるように。
- 設定画面がコンパクトに整理され、検索バーの位置が変更された。
- ドロップシャドウが追加され、UI全体に奥行き感が出た。
- 「マイファイル」アプリのUIが全面刷新:円形カテゴリアイコン・下部検索バー・錠剤型フォルダパスインジケーターに変更。ストレージ表示も数値からパーセンテージ表示に。
- クイック設定パネルが完全カスタマイズ可能になった。トグルの位置・サイズの変更、不要タイルの削除ができるように。
- ダブルタップで戻るジェスチャーがネイティブ対応に(一部機種)。
- Quick Shareの送受信バーのデザインが四角形から「錠剤型フローティングバー」へ変更。見た目がかなりスッキリした。
⚠️ 地味だけど気になる変更
設定画面の構成が変わっているため、アップデート直後はいつもの項目がどこにあるか分からなくなることがあります。特にクイック設定の並びは一度リセットされるケースもあるので、更新後に確認を。
🤖 Galaxy AI・新機能のまとめ
One UI 8.5はAI機能の統合が「システムの深部」まで進んだバージョンです。主な新機能を整理します。
| 機能名 | 概要 | 対応機種 | 備考 |
|---|---|---|---|
| プライベートディスプレイ | AIによるピクセル制御で視野角を狭め、のぞき見を防ぐプライバシー機能 | Galaxy S26 Ultra のみ | 対応パネルのハードウェアが必要なため他機種への展開は不可 |
| Quick Share AirDrop対応 | iOSデバイスへのファイル共有が可能に | Galaxy S24 / S25 / Z Fold6・7 / Z Flip6・7(8機種) | Quick Share Ver.13.8.51.27以降・Apple側でのAirDrop有効化が必要 |
| フォトアシスト(強化版) | テキスト指示で写真編集。昼→夜変換・服装変更・被写体補完など | Galaxy S24以降・Z Fold5以降・Z Flip5以降 | S23世代以前は一部機能が利用不可 |
| クリエイティブスタジオ | スタンプ生成・壁紙・招待状作成など | Galaxy S23以降・Z Fold4以降・Z Flip4以降(Galaxy AI対応全機種) | 端末処理性能によって一部制限あり |
| Call Screening | AIが通話を自動判別・迷惑電話フィルタリング | Galaxy S24以降・対応キャリア版のみ | SIMフリー版・格安SIM利用時は非対応の場合あり |
| BixbyのPerplexity連携 | BixbyにPerplexityベースのAI検索が統合 | Galaxy S23以降(Galaxy AI対応全機種) | Geminiとの切り替えも可能 |
| Audio Eraser(拡張) | 動画・SNS再生中の雑音をリアルタイム除去 | Galaxy S23以降・Z Fold4以降・Z Flip4以降 | One UI 8.5でサードパーティアプリへも拡張 |
| 光点滅検知 | 点滅映像を検知して画面を自動で暗くするアクセシビリティ機能 | One UI 8.5対応全機種 | 設定→アクセシビリティからON/OFF切り替え |
| オートブロッカー一時解除 | セキュリティ機能を最大30分間一時的に解除 | One UI 8.5対応全機種 | パワーユーザー・開発者向けの地味に嬉しい変更 |
| Ambient Design(UIリニューアル) | ぼかし効果・ドロップシャドウ・ロック画面の刷新など | One UI 8.5対応全機種 | 処理負荷を嫌う場合はアニメーション設定で軽減可能 |
・プライベートディスプレイ:Galaxy S26 Ultra のみ(ハードウェア依存)
・Quick Share AirDrop対応:S24・S25・Z Fold6/7・Z Flip6/7 の8機種限定
・フォトアシスト強化版:S24以降・Z Fold5/Flip5以降のGalaxy AI対応機種が対象
・Call Screening:S24以降かつ対応キャリア契約が必要
上記以外の機能(Ambient Design・光点滅検知・オートブロッカーなど)はOne UI 8.5対応機種全体で利用可能です。
📡 Quick ShareのAirDrop対応(重要)
One UI 8.5の目玉機能のひとつが、Quick ShareのAirDrop対応です。これまでAndroidデバイス間のみだったBluetoothプッシュ共有が、iOSデバイスにも対応しました。ファイル数・ファイルサイズの制限なく送受信できるようになっています。
Quick Share AirDrop対応モデル(2026年5月26日時点)
・Samsung Galaxy Z Fold7 / Z Flip7 / Z Fold6 / Z Flip6
・Samsung Galaxy S25 / S25 Ultra / S24 / S24 Ultra
※Quick ShareアプリはバージョンVer.13.8.51.27以降が必要。Apple側でのAirDrop設定の有効化も必要。
📱 日本対応機種一覧
2026年5月26日にサムスン電子ジャパンが発表した内容によると、Samsung Galaxy S23シリーズ以降に発売された全モデルが対象になります。日本向けに確認されているモデルをシリーズ別に整理します。
▶ Galaxy S シリーズ
- Galaxy S26 / S26+ / S26 Ultra(プリインストール済み)
- Galaxy S25 / S25+ / S25 Ultra / S25 FE / S25 Edge
- Galaxy S24 / S24+ / S24 Ultra / S24 FE
- Galaxy S23 / S23+ / S23 Ultra / S23 FE
▶ Galaxy Z シリーズ
- Galaxy Z Fold7 / Z Flip7 / Z Flip7 FE
- Galaxy Z Fold Special Edition / Z TriFold
- Galaxy Z Fold6 / Z Flip6
- Galaxy Z Fold5 / Z Flip5
- Galaxy Z Fold4 / Z Flip4
▶ Galaxy Tab シリーズ
- Galaxy Tab S11 / S11 Ultra
- Galaxy Tab S10+ / S10 Lite / S10 Ultra / S10 FE / S10 FE+
- Galaxy Tab S9 / S9+ / S9 Ultra / S9 FE / S9 FE+
- Galaxy Tab S8 / S8+ / S8 Ultra
- Galaxy Tab A11 / A11+・Galaxy Tab A9 / A9+
- Galaxy Tab Active 5 / Active 5 Pro
▶ Galaxy A シリーズ(日本販売モデル中心)
- Galaxy A57 5G(プリインストール済み)
- Galaxy A56 5G / A55 5G / A54 5G
- Galaxy A36 5G / A35 5G / A25 5G
⚠️ 配信時期に注意
フラッグシップモデルから順に配信されるスケジュールで、S23・S22・A・M・Fシリーズなどは5月〜6月ごろの展開予定です。配信時期は予告なく変更される場合があります。設定→ソフトウェア更新で手動確認するのが確実です。
📡 au Starlink Directとの連携強化
One UI 8.5対応機種の拡大に合わせて、au Starlink Directに対応するSIMフリー端末が6機種追加され、合計18製品になりました(2026年6月中旬以降予定)。追加対象はGalaxy Z Fold5・Z Flip5・S24 FE・S23 Ultra・A36 5G・A25 5Gです。衛星通信対応端末としての活用に興味がある方は要チェックです。
まとめ
One UI 8.5は「.5」という名前から想像するより、かなり踏み込んだアップデートです。Android 16への移行という意味でも重要ですし、UIのAmbient Design刷新、Quick ShareのAirDrop対応、Audio Eraserの拡張など、日常使いで実感できる変化が揃っています。
個人的に地味に嬉しいのが、クイック設定の完全カスタマイズとオートブロッカーの一時解除あたりです。Galaxy AIまわりは機種によって使える機能に差があるので、自分のモデルで何が使えるかを公式ページで確認しておくのが良さそうです。対応機種は幅広く、S23以降をお使いの方はほぼ対象に入りますので、配信通知が来たら試してみてください。