2000年以降、急速に店舗数を増やしたヤマダデンキ(ヤマダ電機)ですが、2015年の経営悪化からの大量閉店の後、スクラップビルドを繰り返しながら再び少しずつ増えつつあります。また、店舗数自体は微増ながらも、スクラップビルドや改装により、売り場敷地面積は年々5%近く増えていることも特徴です。

現在の店舗数

2020年3月期時点の店舗数です。2012年から15年まではすさまじい勢いで数を伸ばしていましたが、16年には50店舗ほど閉店していることが分かります。その後は安定的に増え続けています。

オープン予定(済)店舗一覧

データ参照元は大規模小売店舗立地法の届け出、ヤマダデンキ公式サイトの開店予定、スタッフ募集情報から集計しています。また、オープン予定時期は変更になる場合があります。

最近はイオンの中核テナントして出店するタイプが増えてきている印象です。尼崎店の様子などを見るとほぼヤマダデンキになり、イオンがそのテナントかのように見えます。

リニューアル(予定)店舗一覧

こちらは業態変更や改築、増築などでリニューアルオープンという扱いが行われた店舗を掲載します。

閉店予定(済)店舗一覧

最近はアウトレットの閉店やテックランドへの業態転換が目立ちます。指定売価制度や旧モデルの値上げ、増やしすぎたアウトレット扱い店舗のせいで店舗数と供給のバランスが合っていない印象もあったため、合理化の一環と考えられます。