『XPERIA PRO-I (XQ-BE42)』が大幅値下げ。買い?

XPERIA初の1インチセンサー搭載スマートフォンである『XPERIA PRO-I (XQ-BE42)』が2022年8月2日より価格改定されました。旧価格は187,000円(税込)でしたが、19,800円値下げされて159,500円(税込)になりました。発売当初は198,000円(税込)でしたので、計38,500円の値下げになります。

2021年12月
発売当初
2022年5月
初回値下げ
2022年8月
第二回目値下げ
値下げ率0%約6%約15%
(約20%)
改定価格198,000円187,000円159,500円

Xperia PRO-I(XQ-BE42) 購入 | Xperia(TM) スマートフォン | ソニー (sony.jp)

スペック情報…AQUOS R7と比較

発売から半年近く経過しましたが、現在でも購入する価値はどれほどあるでしょうか。同じ1インチセンサーを搭載したSHARPのハイエンドモデルである『AQUOS R7』とスペックを比較してみます。

XPERIA PRO-I
XQ-BE42
Reno 7A
OSAndroid 11Android 12
SoCQualcomm
Snapdragon 888 5G
Qualcomm
Snapdragon 8 Gen1
メモリ容量12GB12GB
LPDDR5
ストレージ512GB
microSD
256GB
UFS3.1
microSD
ディスプレイ6.5インチ21:9
4K
120Hz
Gorilla Glass Victus
6.6インチ
WUXGA+
240Hz
アウトカメラ広角:24mm 約1,220万画素 F2/4
超広角:16mm 約1,220万画素 F2.2
標準:50mm 約1,220万画素 F2.4
広角:19mm 約4,720万画素 F1.9
測距用:約190万画素
インカメラ約800万画素 F2.0約1,260万画素 F2.3
ネットワークBluetooth 5.2
Wi-Fi 6(ax)
Bluetooth 5.2
Wi-Fi 6(ax)
バッテリー4,500mAh4,400mAh
ワイヤレス充電対応
生体認証指紋認証(側面)指紋認証(画面内)
顔認証
イヤホンジャック搭載搭載
サイズ
重量
166×72×8.9mm
211g
161×77×9.3mm
208g
価格198,000円→159,500円
(SIMフリー)
198,000円
(docomo)

ストレージ容量などは置いといて、全般的なスペックは1世代先に進んでいる『AQUOS R7』のほうが高い印象です。現在のところの価格差は約38,500円で、発売開始時の価格は双方198,000円で同じになります。どちらもスマートフォンとしては非常に高価です。AQUOSはキャリアから発売されているため、「いつでもカエドキプログラム」などの返却分割払いプログラムが利用できます。

レンズ構成はXPERIAがトリプルレンズ、AQUOSがデュアルレンズ(実質1つ)ですが、AQUOSはメインレンズの基本焦点距離を19mmに設定しているため、どちらかといえば超広角の部類に入ります。4700万画素の高画素を活かして、19mmの状態を『0.7倍』、24mmの状態を『1倍』と設定することで、シングルレンズでありながら超広角レンズが使えているかのような使い分けができるとのことです。

XPERIAには『ZEISS Tessar レンズ』、AQUOSには『Leica』監修のセンサー&レンズ技術が使用されています。また、センサーサイズ自体はどちらも『1インチ』ですが、1ピクセル当たりのサイズ(画素ピッチ)はXPERIAが「2.4μm」、AQUOSが「3.2μm」とのことです。普通に考えて画素数の多いAQUOSのほうがピクセルサイズは小さくなると思われますが、これは4つのピクセルを1つのピクセルとして扱う(ピクセルイニング)を行うことで実質的にこの画素ピッチを実現しているとのことです。なので、ピクセルイニング使用時は1,180万画素になります。

XPERIAは16mm、24mm、50mmのレンズをそれぞれ搭載しています。1インチセンサーのメインレンズはF2.0/4.0で可変できることが特徴になります。

こちらがカメラUIの違いです。XPERIAは『PRO』の名がつく通り、αやRXシリーズユーザーにもなじみの深いカメラ向けのUIですが、AQUOSはいかにもスマートフォンんばカメラUIです。写真を撮ること自体の楽しさはXPERIAのほうが感じやすいでしょう。

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