【上位?下位?】SONYのネックバンド型ワイヤレスイヤホン『WI-C100』発表、『WI-C200』との違い
2022年6月14日、SONYはワイヤレスイヤホンの新モデルを発表しました。左右イヤホンがケーブルでつながっているタイプで、直販価格は約5,000円(税込)~です。今回は特徴、前機種との違いをまとめていきます。
デザイン
カラー展開は「ブラック」「ホワイト」「ベージュ」「ブルー」の4色です。
付属品はイヤーピースと保証書、取扱説明書で、充電用のType-Cケーブルは付属していません。
WI-C200との違い
ここで気になるのがこれまでに発売されたワイヤレスイヤホンの下位モデルである『WI-C200』との違いです。型番の法則ではC200よりもC100のほうが下位モデルとなりそうですがどこが違うのでしょうか。まずはスペック情報を表にしてみます。
スペック情報
仕様 | WI-C100 | WI-C200 |
---|---|---|
カラー | ブラック ホワイト ベージュ ブルー | ブラック ホワイト |
防水 | 防滴 IPX4相当 | ― |
Bluetooth仕様 | Bluetooth 5.0 Class 2 | Bluetooth 5.0 Class 2 |
対応コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC |
【ヘッドフォン仕様】 形式 ドライバーサイズ | 密閉ダイナミック型 9mm | 密閉ダイナミック型 9mm |
DSEE | 〇 | ― |
専用アプリ Headphones Connect | 〇 | ― |
360 Reality Audio | 認定 | ― |
Google Fast Pair | 〇 | ― |
マルチペアリング | 〇 | 〇 |
連続再生時間 連続通話時間 | 最大25時間 最大15時間 | 最大15時間 最大15時間 |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
質量 | 約20g | 約19g |
付属品 | イヤーピース(SS,M,LL) 保証書 取扱説明書 環境に配慮した包装 | イヤーピース(SS,M,LL) 保証書 取扱説明書 Type-Cケーブル |
ソニーストアでの価格 (税込) | 4,950円 | 3,630円 |
Type-Cケーブルが付属してない点を除き、バッテリー持ちや防水機能など、基本的に『WI-C100』のほうが優れています。下位モデルにしては珍しい「Headphones Connect」対応で、ここから音質調整や高音質技術であるDSEEのオン/オフ、ソフトウェアアップデートなどを行うことができます。
価格はC100のほうが1,300円ほど高価ですが、この価格を許容できるほどの機能差があると思います。特にバッテリー持続時間の差は大きく、充電時間は変わらず連続で25時間再生することができるようになっています。なお、連続通話可能時間に違いはありません。
デザイン
イヤホン部からバッテリー部、操作部にかけてほとんど変わり映えはありません。カラバリのホワイトは同じですが、少し色の印象が変わっています。白が白くなったような感じです。
カラバリとしては「ベージュ」「ブルー」が追加されています。
ボタンの全体的なデザインに変わりはありませんが、音量ボタンが凹んだ形状から出っ張った形状になっています。
まとめ…実質的C200の上位版
これでは名称と機能が一致しませんが、価格も機能も実質的に『WI-C200』の上位版となっています。なぜこの名称にしたのでしょうか。『WI-C210』とか『WI-C320』のほうが分かりやすい気が…
6月24日から発売開始予定です。
価格も約5,000円と手ごろな部類ですので、入門機としておすすめできます。