『XPERIA 10 Ⅳ』のスペック情報、仕様まとめ
2022年5月、XPERIA 10シリーズの4世代目である『XPERIA 10 Ⅳ』(エクスペリア テン マークフォー)が発表されました。日本国内では『XPERIA 10 Ⅱ』からの実質三代目で、海外で初代10が発売されていたことを知らない人にとってはよくわからない順番に思われがちです。
スペック情報から分かるように、ミッドレンジモデルです。『AQUOS Sense』シリーズや『Galaxy A50 』シリーズなどのが直接的な競合になりうるでしょう。
今回は楽天モバイルを除く3キャリア(docomo、au、Softbank)から発売されます。楽天モバイルについてもⅢのように「Lite」モデルでの発売が期待できるかもしれません。
スペックシート
XPERIA 10Ⅳ (マークフォー) | XPERIA 10Ⅲ (Lite) (マークスリー) | |
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発売元 | docomo au SoftBank | docomo ymobile 楽天モバイル(Lite) |
発売時期 | 2022年 | 2021年 |
発売時のOS 現段階のOS | Android 12 | Android 11 Android 12 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 695 5G | Qualcomm Snapdragon 690 5G |
メモリ (RAM) | 6GB | 6GB |
ストレージ (ROM) | 128GB UFS microSD | 128GB(64GB) UFS microSD |
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9 FHD+(2520×1080) リフレッシュレート:60Hz タッチサンプリング:120Hz | 6.5インチ 21:9 FHD+(2520×1080) リフレッシュレート:60Hz タッチサンプリング:120Hz |
アウトカメラ | 1,200万画素F/1.8(27mm) センサーサイズ:1/2.8 800万画素F/2.2(16mm) センサーサイズ:1/4 800万画素 F/2.2(54mm) センサーサイズ:1/4 | 1,200万画素F/1.7(27mm) センサーサイズ:1/2.8 800万画素F/2.4(16mm) センサーサイズ:1/4 800万画素 F/2.4(54mm) センサーサイズ:1/4 |
インカメラ | 800万画素 F/2.0 センサーサイズ:1/4 | 800万画素 F/2.0 センサーサイズ:1/4 |
WIFI Bluetooth | 802.11 a/b/g/n/ac (Wi-Fi 5) Bluetooth5.1 | 802.11 a/b/g/n/ac (Wi-Fi 5) Bluetooth5.1 |
ネットワーク | 5G | 5G |
セキュリティ | 【側面】指紋認証 (電源一体型) | 【側面】指紋認証 (電源一体型) |
バッテリー | 5,000mAh 18W充電 | 4,500mAh 18W充電 |
USB | USB Type-C USB3.1 Gen1 | USB Type-C USB3.1 Gen1 |
防水 | 対応 | 対応 |
サイズ | 153×67×8.3mm 161g | 154×68×8.3mm 169g |
順当なスペックアップを遂げていますが、大きく変更があったのはSoCと本体サイズでしょうか。
デザイン
今年もこれまでと同様の、XPERIAシリーズの特徴である板状のデザインを採用してます。
ミッドレンジらしくポップな色合いです。
XPERIA 10 Ⅳ | XPERIA 10 Ⅲ |
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153×77×8.3mm | 154×68×8.3mm |
横幅が狭くなり、さらにベゼルレスになりました。最近のスマートフォンの中ではかなりコンパクトな部類になるのではないでしょうか。67mmは非常に貴重です。縦幅も1mm細くなっています。
右側面に電源ボタン、音量ボタン、カメラキーが搭載されています。左側面にはSIM/SDカードスロットがあります。
上部にはイヤホンジャック、マイク、下部にはType-C端子とマイクが搭載されています。
カメラ…光学手振れ補正初搭載
トリプルレンズ構成はそのままですが、超広角、望遠において少しだけ明るくなっています。逆に標準レンズは少し暗くなっています。
また、ついに10シリーズで初の光学式手ぶれ補正を搭載しました。(標準レンズのみ)
個人的にはこのカメラの進化を期待していましたが、マイナーチェンジにとどまったなと印象です、標準レンズの画角がもう少し広くてもいいのになと思います。
XPERIA 10 Ⅳ | XPERIA 10 Ⅲ | |
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アウトカメラ① 【標準】 | 1,200万画素F/1.8(27mm) センサーサイズ: | 1,200万画素F/1.7(27mm) センサーサイズ:1/2.8 |
アウトカメラ② 【超広角】 | 800万画素F/2.2(16mm) センサーサイズ: | 800万画素F/2.4(16mm) センサーサイズ:1/4 |
アウトカメラ③ 【望遠】 | 800万画素 F/2.2(54mm) センサーサイズ: | 800万画素 F/2.4(54mm) センサーサイズ:1/4 |
インカメラ | 800万画素 F/2.0 センサーサイズ: | 800万画素 F/2.0 センサーサイズ:1/4 |
ユーザビリティ
XPERIA 10 Ⅳ | XPERIA 10 Ⅲ | |
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SoC | Qualcomm Snapdragon 695 5G | Qualcomm Snapdragon 690 5G |
CPU | 8コア Kryo 660 Cortex-A78(2.2GHz)×2 Cortex-A55(1.7GHz)×6 | 8コア Kryo 560 Cortex-A77(2.0GHz)×2 Cortex-A55(1.7GHz)×6 |
プロセスルール | 6mm | 8mm |
GPU | Adreno 619 | Adreno 619L |
AI | Hexagon 686 | Hexagon 692 |
SoCが新しいモデルにマイナーチェンジしています。『AQUOS Sense 6s』や『AQUOS Wish 2』などにも搭載されており、仕様上は現状Snapdragon600番台の最上位モデルといえます。
バッテリー容量が5,000mAhという国内最上位クラスになりました。さらに重量は軽量化と、至れり尽くせりな進化です。相当バッテリー持ちに期待ができます。
まとめ&価格【2022年7月以降発売予定】
現在のところ、ドコモ版のみ詳細な価格が判明しています。
docomo:64,152円
安いでしょうか、高いでしょうか。どちらともいえない範囲だと思います。ちなみにですが、同じSoC、近いスペック構成の『AQUOS Sense 6s』が4万円台ですので、コストパフォーマンスはあまり良いとは言えないかもしれません。