『Android 11』がバージョン別シェアでトップに。比較的早く更新が進む。

GoogleはAndroidのバージョン別シェア率を2018年ごろまで毎月のように公表・更新してきましたが、最近はAndroidStudio上においてAPIバージョンの累積分布という形で、実質的なシェア率を公表しています。

2022年2月のシェア率

2022年5月に更新された最新の情報です。

こちらが累積度になります。このままだとわかりにくいので円グラフにしてみました。

思ったよりも新しいOSが使われている印象があります。ここ数年で日本国内に限らず世界中でAndroidのメジャーアップデートへの取り組みが行われてきた成果なのでしょうか。最近はSamsungやXiaomiなどが2年間以上のメジャーアップデートの保証もしていますし、日本ではSHARPの2年間保証など、5,6年前と比べると本当にサポートの体制は良くなったなと思います。(私が昔購入したSHARPのAQUOS SERIE mini SHV31は、Android4.4から1度もメジャーアップデートされることなく終わりました。当時は本当に絶望しました。)

SHARPの例

特筆すべき点として、Android 11がトップシェアに上り詰めていることであり、2020年公開のOSがここまで早くトップになるのはAndroidでは非常に珍しいことでした。(iOSではサポートの期間が長いためほとんどが最新のOSです。)Googleが古いOSのサポートを終了すると告知したのも影響があるかもしれません。

なお、Android12がリストに掲載されていませんが、これは使用しているユーザーが0.1%にも満たないと言う訳ではなく、Googleが意図して外している可能性があります。これは開発者向けのAndroidStudioにて公表されたデータであり、アプリ作成をするときにどのAPIバージョンをサポートするかの判断材料として作成されたものです。そうなると、最新でサポートが必須のAndroid12はあえて掲載する必要がないという訳です。

SOURCE:9TO5Google

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です