65W出力で最安&最小クラスのGaN採用PD充電器『AOHI AOC-C004』レビュー
先日、ついにPayPay決済がAmazonで使用できるようになったと聞き、素晴らしいチャンスだと思いノートパソコン用のUSB充電器を探していました。ノートパソコンへの充電となると60W以上が理想ですが、価格としては3,000円台~が多めな印象です。そんな中見つけた充電器はなんと『2,316円』。そのうえ小型化に貢献する素材である「GaN(窒化ガリウム)」を採用しており文句なしという物です。
今回はそんな最強USB PD充電器『AOHI MAGCUBE AOC-C004』をご紹介します。
18W充電器並みの価格
こちらが商品の紹介ページになります。自分的には4,000円程度で考えていたため、この商品を見つけて即買いしてしまいました。頭をのぞかせているコンセント部から見てもわかるように、非常に小型であることがわかります。
超小型65WPD充電器がこの価格…2、3年前なら18W充電器がこのくらいではないかったのでしょうか?技術の進歩は素晴らしいです。
あまりにも安いので粗悪品の可能性も考えましたが、レビューの評判を見る限り悪くなさそうでサクラでもなさそうな信頼できる感じです。では、早速レビューに移っていきましょう。
レビュー
届きました。パッケージはブラックですが、中身はホワイトです。ブラックカラーのものもあるのですが、扱いとしてはケーブルがセットになっており、価格は+1000円ほどします。
パッケージ裏面です。日本語でも説明が記載されており、言葉遣いが変なところや誤字脱字はありません。かなり信頼できます。
開封してみました。「cube」という商品名の通り、キューブ感のあるデザインで可愛らしいです。Type-Cポートの面はザラザラな仕上げになっており、アクセントになります。差し込み口が金属で加工されているもの好印象です。今のところ価格以上です。
Ankerの同クラス(Nano Ⅱ 65W)よりも軽い!
普段スマートフォンの充電に使用しているRAVPOWERの18W PD充電器(ドン・キホーテで1,000円)、ミンティアと比較してみました。
サイズは「36.5×41×42mm」で、ほぼ商品紹介ページと同じサイズ感です。比較した充電器が悪いような気がしますが、65Wでは最小クラスで、Ankerの定番GaN採用充電器「Nano Ⅱ 65W」の「約44 × 42 × 36mm」よりも小さいです。
重さを計測してみました。公称は104gで、実測は101gでした。
AOHI MAGCUBE 65W | Anker Nano Ⅱ 65W | |
---|---|---|
サイズ | 約42×41×36.5mm | 約44 × 42 × 36mm |
質量 | 実測:101g 公称:104g | 約112g |
サイズ、重量ともにAnker製品より優位にあります。が、Ankerのと比較する上で注意してほしい点としては、「プラグが折り畳めるか否か」で、今回紹介したAOHI MAGCUBEは折り畳むことができません。Ankerは折り畳み可能なので、これを考慮した場合サイズ感はにほとんど同じになると思われます。むしろプラグの出っ張りがない分Ankerのほうが取り回しが良いかもしれません。
充電できます。
コンセプトに差し込むとランプが点灯し、充電速度によって色が変わります。
PD対応ノートパソコンの『Inspiron 13 (5310)』、『OneMix 4』に充電してみました。
どちらも問題なく充電できました。65Wでの充電をする場合、しっかりとしたUSBType-Cケーブルが必要です。ダイソーなどの100円ショップで販売しているような安価なケーブルは、最大でも60Wのものが多いので注意しましょう。
まとめ
このコストパフォーマンスは圧倒的です。動作も今のところ問題ありません。二回目になりますが、価格は『2,316円』です。これほどのコストパフォーマンスの良い充電器はなかなか無いのではないでしょうか。
プラグを折りたためない、QCに対応していない、などの点もありますが、ノートパソコンを充電したい、スマートフォンを高速に充電したい、という基本的な機能であれば十分すぎる仕様です。充電速度に合わせてランプの色が変わるのも非常にありがたい機能です。