『XEPEIA 1 Ⅳ』は全レンズ4,800万画素?新たな噂が投稿
以前お伝えした新生XPERIAシリーズ第四弾『XPERIA 1 Ⅳ(Mark4)』(予定)ですが、カメラについての興味深い噂が中国Weiboにて投稿されていましたのでご紹介します。
以前からのレンダリング画像
まずは以前お伝えしたⅣの予想レンダリング画像をご覧ください。
以前は「カメラ構成自体に変化は無さそうです。」とお伝えしましたが、直近の情報ではどうもそうはいかない可能性があるとのことです。
レンズ構成の変化
ToFセンサー非搭載?
ここからがWeiboの投稿の内容になりますが、XPERIA 1Ⅳから、『ToFセンサー』が廃止され、『レンズが一つ追加される』可能性があるとしています。
ToFセンサーの位置としては、上の画像の3つのレンズに挟まれた場所にあるもので、利用用途としてはここからレーザーが出ることでその反射までの時間を計算し、フォーカス合わせの補助を行うというものです。鏡の前などでカメラを使ってみるとセンサーが実際に発光しているのが見られます。
これまで、XPERIA1(Ⅱ以降)系統で搭載されており、5以下は非搭載のセンサーでもありました。写真撮影の画質への関係はないものではありましたが、これの有無でフォーカスのスピードが違うと感じることもあったかもしれません。
今回、次期XPERIAではこれが非搭載になる可能性があるとしています。
望遠レンズ追加?
さらに、4つ目のレンズとして『望遠レンズ』が追加搭載され、4レンズ構成になるともしています。今まで望遠レンズがなかったわけではなく、Ⅱでは1220万画素70mm、Ⅲでは1220万画素70&105mm(可変/ペリスコープ式)で搭載されてきました。Ⅳでの構成としては「広角(標準)」「超広角」「望遠」「望遠」という4レンズ構成になるというわけです。
これだとダブル望遠レンズの意図が理解できません。また、せっかくⅢにて画角可変式のレンズにしたのにもかかわらずレンズを追加するのか、こちらも理解が難しい点があり、あまり信頼できるとは言えなそうです。
レンズ仕様の大幅な変更?
これまでは『レンズの構成』についてお伝えしました。これからはレンズの仕様になります。Ⅲまでの1シリーズは、一貫して1,200万画素台のセンサーをアウトカメラすべてのレンズに搭載し続けてきましたが、Ⅳではここに大きな変更が加えられるとしています。
以下に変更前後のレンズ仕様を掲載します。
XPERI 1 Ⅳ? (投稿による情報) | XPERI 1 Ⅲ | |
---|---|---|
レンズ① | 広角:4800万画素 1/1.28インチ | 広角:1220万画素 1/1.7インチ |
レンズ② | 超広角:4800万画素 4in1(クアッドベイヤー) 1/2.43インチ | 超広角:1220万画素 1/2.6インチ |
レンズ③ | 望遠:4800万画素 ペリスコープ式 詳細不明 | 望遠:1220万画素 可変ペリスコープ式 1/2.9インチ |
レンズ④ | 新搭載 望遠②:4800万画素 4in1(クアッドベイヤー) 1/2.43インチ |
大きな特徴としては、3レンズが4800万画素になるということで、そのうち望遠②と超広角が「Quad Bayer Coding」を採用するとしています。
・Quad Bayerとは…4800万画素の場合
4つのピクセルを1つにまとめ、1つのピクセルとして認識させる(4in1)ことによって、撮影ノイズの低減をする機能。4800万画素の場合では、これの1/4で1200万画素という扱いになる。当然、解像度は単純に1/4になる。
この機能をオフにして4800万画素のモードで撮影できる機種もある。
これは2年以上前から中華系メーカーをはじめとした一部他社製スマートフォンで採用されてきた機能で、これが採用されればSONY製スマートフォンでは初になります。(多分)
また、この変化のみならずセンサーのサイズ自体も大型化しているのが分かりますので、単純な画質の向上やノイズの低減も期待できます。
SOURCE:Weibo