ノート向け『Ryzen U』のベンチマークスコアまとめ【Passmark性能】

ノート向けCPUでも近年はAMDの『Ryzen』が好調です。昔はノートパソコンにAMDのプロセッサなんてエントリーモデル以外存在しないと言っても良いレベルでしたが、『Ryzen U』が発表されて以降、NECやVAIOをはじめとした国内メーカー、Microsoft等の有名メーカーでも搭載機種が出始めています。

今回は『Ryzen』Uシリーズ(TDPが15~28Wのもの)のラップトップ向けCPUのベンチマークスコア【Passmark】をリスト化、グラフ化して比較していきます。ベンチマークスコアのスコアが全てと言う訳ではありませんが、Passmarkはデータが非常に豊富で、公平に比較しやすいことから採用しています。

Ryzen 7 シリーズ

横にスクロールすることで表を動かせます。

SKU NumberZenProcess
Rule
(nm)
Core/
Thread
Base
Clock
(GHz)
Boost
Clock
(GHz)
L3 cache
(MB)
GPUGPU UnitcTDP
(W)
YearPassmark
Score
(2022/04)
Ryzen 7 Pro 6850UZen3+68/162.74.716Radeon
680M
1215-282022
Ryzen 7 6800UZen3+68/162.74.716Radeon
680M
1215-282022
Ryzen 7 Pro 5875UZen378/162.04.516Radeon810-25202120369
Ryzen 7 Pro 5850UZen378/161.94.416Radeon810-25202117740
Ryzen 7 5825UZen378/162.04.516Radeon810-25202117266
Ryzen 7 5800UZen378/162.04.416Radeon810-25202118865
Ryzen 7 5700UZen278/162.04.38Radeon810-25202116196
Ryzen 7 4980UZen378/162.04.48Radeon810-252021
Ryzen 7 4800UZen378/161.84.28Radeon810-25202017096
Ryzen 7 Pro 4750UZen378/161.74.18Radeon710-25202015523
Ryzen 7 4700UZen378/162.04.18Radeon710-25202013652
Ryzen 7 3780UZen2124/82.34.04Radeon1112-357549
Ryzen 7 Pro 3700UZen2124/82.34.04Radeon
RX Vega11
1012-2520197337
Ryzen 7 3700UZen2124/82.34.04Radeon
RX Vega10
1012-3520197313
Ryzen 7 Pro 2700UZen+144/82.23.84Radeon
RX Vega10
1012-2520197250
Ryzen 7 2700UZen+144/82.23.84Radeon
RX Vega10
1012-2520176861

濃い青は8コア16スレッド、薄い青は4コア8スレッドです。コア数の倍増により性能も倍以上に向上しています。

Ryzen 5 シリーズ

横にスクロールすることで表を動かせます。

SKU NumberZenProcess
Rule
(nm)
Core/
Thread
Base
Clock
(GHz)
Boost
Clock
(GHz)
L3 cache
(MB)
GPUGPU UnitcTDP
(W)
YearPassmark
Score
(2022/04)
Ryzen 5 Pro 6650UZen3+66/122.94.516Radeon
660M
615-282022
Ryzen 5 6600UZen3+66/122.94.516Radeon
660M
615-282022
Ryzen 5 Pro 5650UZen376/122.34.216Radeon715202115405
Ryzen 5 5625UZen376/122.34.316Radeon714979
Ryzen 5 5600UZen376/122.34.016Radeon710-25202115327
Ryzen 5 5560UZen376/122.34.08Radeon710-25
Ryzen 5 5500UZen276/122.14.08Radeon710-25202113182
Ryzen 5 4680UZen276/122.34.08Radeon710-252021
Ryzen 5 Pro 4650UZen276/122.14.08Radeon615202012941
Ryzen 5 4600UZen276/122.14.08Radeon610-25202013603
Ryzen 5 4500UZen276/62.34.08Radeon610-25202011108
Ryzen 5 3580UZen2124/82.13.74Radeo
Vega 9
912-3520197827
Ryzen 5 Pro 3500UZen2124/82.13.74Radeo
Vega 8
812-2520207102
Ryzen 5 3500UZen2124/82.13.74Radeo
Vega 8
812-2520196937
Ryzen 5 3450UZen2124/82.13.54Radeo
Vega 8
812-3520206805
Ryzen 5 Pro 2500UZen2144/82.03.64Radeo
Vega 8
812-2520196889
Ryzen 5 2500UZen2144/82.03.64Radeo
Vega 8
812-2520176552

濃い青は6コア12スレッド、薄い青は4コア8スレッドです。「4500U」のみ6コア6スレッドです。

Ryzen 3 シリーズ

横にスクロールすることで表を動かせます。

SKU NumberZenProcess
Rule
(nm)
Core/
Thread
Base
Clock
(GHz)
Boost
Clock
(GHz)
L3 cache
(MB)
GPUGPU UnitcTDP
(W)
YearPassmark
Score
(2022/04)
Ryzen 3 Pro 5475UZen374/82.74.18Radeon610-252021
Ryzen 3 Pro 5450UZen374/82.64.08Radeon610-25202111,453
Ryzen 3 5425UZen374/82.74.18Radeon610-25202112,269
Ryzen 3 5400UZen374/82.64.08Radeon610-25202111,856
Ryzen 3 5300UZen274/82.63.84Radeon610-25202110,256
Ryzen 3 Pro 4450UZen274/82.53.74Radeon510-25202010,139
Ryzen 3 4300UZen274/42.73.74Radeon510-2520207,567
Ryzen 3 3350UZen+124/42.13.56Radeon
Vega 6
612-3520195,874
Ryzen 3 Pro 3300UZen+124/42.13.54Radeon
Vega 6
612-3520196,144
Ryzen 3 3300UZen+124/42.13.54Radeon
Vega 6
612-3520195,867
Ryzen 3 3250UZen+144/42.73.74Radeon312-2520203,985
Ryzen 3 3200UZen+142/42.63.54Radeon
Vega 3
312-2520193,892
Ryzen 3 Pro 2300UZen144/42.03.44Radeon
Vega 6
612-2520196,069
Ryzen 3 2300UZen144/42.03.44Radeon
Vega 6
612-2520185,507
Ryzen 3 2200UZen142/42.53.44Radeon
Vega 3
312-2520183,686

濃い青は4コア8スレッド、薄い青は4コア4スレッド、水色が2コア4スレッドです。

全CPU統合版グラフ

どの世代においてもコア数の差がものを言います。特に2コアから4コア、4コアから8コアという点において大きく性能に差が出ています。

また、Ryzen 3の場合でも5000番台のものは、3000番台Ryzen 7を上回っており、性能向上が著しい事が分かります。

Intel有名CPUとの比較

最近のIntelCPUと比較してみました。

「Core i7-1195G7」等の第11世代や、「Core i5-1235U」等の第12世代U系に対してはRyzenが圧倒的な差をつけて勝利していますが、2022年に発表された「Core i7-1270P」をはじめとする第12世代P系には「i5 VS Ryzen 5」においても敗北しています。しかしながら、同年にRyzen6000番台が発表、さらには7000番台の発表も控えており、この世代においての性能向上に期待がかかります。

ありがとうAMD、ありがとうRyzen。あなた方の革新的なCPUの開発のおかげでIntelの尻に火が付き、素晴らしい性能アップを見れることになりました。Ryzenが無かったらどうなっていたのでしょうか。未だに2コアが主流なんてことがありえそうで末恐ろしいです。

いずれにせよ、5、6年前には全く想像のつかなかったレベルで、ノートパソコンをはじめCPUの性能向上、電力効率の向上を果たしています。上のグラフ『Core i5-7200U』は2016年発売の標準的なノートパソコン用CPUであったものですが、今となってはエントリーモデルレベルです。猶更『i5やi7』などのブランド名で判断するのは難しい時代に突入しました。

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