『Pixel 7』のカメラは小変更にとどまる予想。センサーはGN1を引き続きか。
FCC認証でそれらしき機種が発見されたり、リーク画像がかなり作られたりなど、様々な噂が飛び交っているGoogle製次期フラッグシップモデル『Pixel 7』シリーズですが、カメラに関する興味深い情報がありましたのでご紹介します。
構成&センサーの変更は無し
Pixel 6シリーズでは、Samsungの「ISOCELL GN1」という50MPのセンサー、超広角レンズに12.5MPのセンサーを使用していますが、今後の発売予定である『Pixel 7』シリーズでも同じレンズ、センサーを使用し続ける可能性が高く、カメラの画質は新型TenserによるISP機能の向上による、ソフトウェア処理的な変化にとどまるとしています。
Pixelシリーズでは当然?
確かにこれまでのPixelシリーズは毎年のようにセンサーを切り替えることはせず、特に2019年の「Pixel 3」から2021年の「Pixel 5a」まで同じSONYの「IMX363」の12.2MPセンサーを使用していたことは有名です。
かと言って、Pixel5のカメラのカメラの画質が悪いという話はあまりなく、むしろカメラの良さはPixelシリーズの大きな特徴でもありました。ナイトモードなどはその良い例です。
例えば有名なランキング・レビューサイトである「DXOMARK」では、3→4→5と、順当に評価を上げています。(Pixel3が画像に載っていませんが、評価内容に変更があったためで、102点という評価です)
これにはGoogleのソフトウェア処理のクオリティの高さがカメラ性能を最大限引き出しているからだと言え、実際のところPixelに搭載されているカメラアプリである『Google Camera (Gcam)』は他ブランドのスマホに移植されるなど、安定した評価を誇ります。
このような実績を考えると、Googleにとってはセンサーを変えることなく画質を良くすることができると考えており、むしろ同じセンサーを使い最適化を続けることで、更なる画質向上につながるとしているのではないでしょうか。
今のセンサーで十分すぎるとも
現在使用しているセンサーである「ISOCELL GN1」ですが、2020年に発表された比較的新しいモデルです。またセンサーサイズも1/1.3インチとかなり大型で、現状の最高クラスのセンサーとも言えます。
実際のところこのセンサーの継続使用で充分であるとも思います。