『OPPO Pad』スペック情報まとめ【コスパ】
以前はほとんど新規機種の発表がなく、GalaxyやXiaomiが細々と続けてきた感のあるAndroidタブレット市場に復活の兆しが見え始めています。中華メーカーをはじめとして、各社がタブレットを発表し始めました。その中でも、日本展開の可能性も考えられるOPPO初のハイエンドタブレットである『Oppo Pad』の情報です。
現状日本展開は無し
このモデル、中国国内で発表されてから数か月たちましたが、現在のところ日本国内への展開の予定は無く、インドでの発売が囁かれている程度です。
デザイン
最近のiPadシリーズのような一枚板なデザインが特徴です。背面にはOPPOPPOの文字があしらわれいて、唯一無二かつ印象的です。この背面、直接刷り込んでいるわけではなく9層にフィルムを張り付けているということで、デザイン性と耐久性向上に貢献しているとのことです。
スペック情報
Oppo Pad 【2022】 | |
---|---|
OS | Android 11 ColorOS 12.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 870 |
メモリ | LPDDR4X 2133 6GB・8GB |
ストレージ | UFS3.1 128GB・256GB |
ディスプレイ | 11インチ液晶ディスプレイ 2560×1600 (WQXGA) 1500:1 リフレッシュレート:120Hz 480nit ペン対応(4096段階、傾き) |
アウトカメラ | 1300万画素 F2.2 |
インカメラ | 800万画素 F2.0 |
バッテリー | 8360mAh(32.35Wh) SUPERVOOC 最大33W |
Type-C | USB2.0 |
ネットワーク | Bluetooth 5.1 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi6) |
サイズ 質量 | 252.2×163.8×6.99~7.05mm 507~510g |
価格 | 【6GB+128GB】2299元(約46000円) 【6GB+256GB】2699元(約54000円) 【8GB+256GB】2999元(約60000円) |
ハイエンド級の11インチタブレットです。ディスプレイは液晶、リフレッシュレートは120Hzですので、後述するスピーカーの良さと性能の高さも相まってゲームや動画鑑賞に向いているでしょう。
せっかく高速なストレージを搭載しているのにUSBが2.0どまりなのは残念なポイントです。PCからのデータ転送にはあまり向いていません。
中国国内での値段は約46000円からで、Snapdrag870というハイエンド級SoCの搭載機種にしては非常に安いです。キーボードやペンを追加で購入することもできます。
大きな特徴
高性能SoC搭載
ちょっと安価なハイエンド級SoCである『Snapdragon 870』を搭載しています。世代的には『Snapdragon 865』と『Snapdragon 888』の間で、少し性能を抑えて価格も抑えたモデルになります。
Snapdragon 870 | Snapdragon 888 | |
---|---|---|
CPU | Kryo 585 1+3+4Core 最大3.2GHz | Kryo 680 1+3+4Core 最大2.84GHz |
プロセスルール | 7mm | 5mm |
GPU | Adreno 650 | Adreno 660 |
DSP | Hexagon 698 | Hexagon 780 |
ISP | Spectra 480 | Spectra 580 |
Antutu(参考) | 約69万点 | 約79万点 |
120Hz液晶でペン対応
ディスプレイは液晶で、リフレッシュレートは120Hzです。有機ELではないので圧倒的な綺麗さは期待できないかもしれませんが、解像度が2560×1600と高いので様々な使い方ができると思います。
また、別売りの『OPPO Pencil』を利用した筆圧検知にも対応しています。このペンは4096段階の筆圧と傾き検知にも対応しているので、イラスト用途でも十分使用できます。
ハイレゾ対応クアッドスピーカー
スピーカー単体でのハイレゾ音源再生に対応しています。Dolby ATMOSにも対応していますので、タブレットとしての音質は非常に高いと思われます。
別売りキーボードも利用可能
完全にiPadです。このキーボードは399元(約8000円)で販売されています。