タッチ対応のモバイルノートパソコンまとめ【ラップトップ】
途轍もなくニッチなパソコンを調べてみました。
対象条件
おことわりにはなりますが、『』画面が回転する「2in1パソコン」、『Surface Pro/Go/Book』など、キーボードを取り外すことができる「タブレットPC」は対象外です。いわゆる一般的なクラムシェル型ノートパソコンの画面がタッチ対応、というモバイルノートパソコン(14インチ以下)を探してみます。
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Microsoft『Surface Laptop 4』




Surface Laptop 4 | 仕様 | 評価 星5段階 |
---|---|---|
OS | Windows 11 Home | |
CPU | Ryzen 5 4680U Core i5-1135G7 Core i7-1185G7 | ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ |
メモリ | LPDDR4X 8/16/32GB | |
ストレージ | SSD (PCIe) 256/512GB/1TB | |
ディスプレイ | 13.5インチ 3:2液晶 2256×1504 ペン対応 | ★★★★☆ |
外部端子 | Surface Connect ×1 USB Type-C ×1 USB Type-A ×1 3.5mmジャック | ★★★★☆ |
モバイルデータ通信 | 非対応 | |
キーボードバックライト | あり | |
生体認証 | 顔 | ★★★★☆ |
バッテリー持続時間 | 約47.4Wh 最大19時間 | ★★★★☆ |
重量 | 約1.265kg~ | ★★★☆☆ |
価格 | 約12万円~ |
大人気、Surfaceシリーズのクラムシェルタイプです。ディスプレイはProシリーズより少し大きい13.5インチで、3:2で縦に長いのが特徴です。縦に長い=縦の情報量が多いのであまりデメリットはありません。
CPUは第11世代のCore、もしくは第4世代Ryzenで、『Ryzen 5 4680U』はSurface専用の仕様になります。
パームレストがメタル仕上げのタイプとアルカンターラのタイプを選ぶことができ、後者のアルカンターラの手触りの良さを味わえるのはSurfaceの最大のメリットでしょう。ひんやりしないのが良いのですよね。あれ。
重量は1.265kg~と標準的です。生体認証は顔認証のみで、マスクを着用したままでは解除できません。今のご時世、外でマスクを外すには少し抵抗があるかもしれません。
Microsoft『Surface Laptop Go』2020
こちらもSurfaceシリーズで、「Go」の名がある通り、廉価版、機能を削った安価版といえるでしょう。




Surface Laptop Go | 仕様 | 評価 星5段階 |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home (Sモード) | Sモードは解除しましょう |
CPU | Core i5-1035G1 | ★★★★☆ |
メモリ | LPDDR4X 4/8GB | 4GBは回避したい |
ストレージ | eMMC:64GB SSD :128/256GB | 64GBは回避したい |
ディスプレイ | 12.45インチ 3:2液晶 1536×1024 | ★★★☆☆ |
外部端子 | Surface Connect ×1 USB Type-C ×1 USB Type-A ×1 3.5mmジャック | ★★★★☆ |
モバイルデータ通信 | 非対応 | |
キーボードバックライト | あり | |
生体認証 | 指紋 | ★★★★☆ |
バッテリー持続時間 | 39.7Wh 最大13時間 | ★★★☆☆ |
重量 | 約1.11kg~ | ★★★☆☆ |
価格 | 約9.5万円~ |
基本的なデザインはLaptopシリーズと同じで非常にかっこいいです。違いとしては、ディスプレイの解像度が低い、キーボードが独特(スペースキーの両サイドに【ひらがな】【英語】キーを配置)、アルカンターラタイプが無いなどの特徴があります。
CPUは第10世代IceLakeのi5一択です。影が薄いCPUですが、Passmarkスコアは「10000点」ほどで、第8世代i7より高い性能です。グラフィックは末尾に「G〇」が付くGPU性能を強化したシリーズですが、従来のUHDグラフィックと大差ない性能です。ストレージの選択肢にeMMCの64GBがありますが、非常に遅くなることが安易に予想できますので回避したほうが良いです。
ディスプレイ解像度については「1536×1024」という特殊なもので、縦横ともにFHDを満たしていません。PixelSenseなので発色は良いと思われますが、解像度の悪さはどうしても気になります。また、ペンには対応していません。
重量は1.11kg~と標準的ですが、12.4インチである点を鑑みるとやや重いとも言えなくありません。
製品仕様とは関係ありませんが、Microsoft公式サイトでは販売終了となっています。もしかすると近い将来に後継モデルの発表があるかもしれません。
ASUS『ZenBook S』(UX393)
ZenBook唯一のタッチ対応ノートパソコンです。




Surface Laptop Go | 仕様 | 評価 星5段階 |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home | |
CPU | Core i7-1165G7 | ★★★★★ |
メモリ | LPDDR4X 16GB | |
ストレージ | SSD(PCIe) :1TB | |
ディスプレイ | 13.9インチ 3:2液晶 3300×2200 | ★★★★☆ |
外部端子 | HDMI ×1 USB Type-C thunderbolt4×1 USB Type-A 5Gbps×1 microSDスロット | ★★★★☆ |
モバイルデータ通信 | 非対応 | |
キーボードバックライト | あり | |
生体認証 | 顔 | ★★★★☆ |
バッテリー持続時間 | 最大13.7時間 | ★★★☆☆ |
重量 | 約1.35kg~ | ★★★☆☆ |
価格 | 約20万円~ |
お値段はそれなりにしますが、その価格に見合うスペックを兼ね備えたハイスペックモデルです。
3.3KのsRGB100%ディスプレイ、thunderbolt4対応で外付けGPUも利用可能、16GBメモリ、1TBストレージなど、現在の最高峰レベルです。モバイルデータ通信に対応しているとなお良かったです。
デザインは非常に特徴的(かっこいい)で、アクセントのダイアモンドカット加工など、スマホも販売しているメーカーらしい点もあります。パームレストに傾斜が付くのも良いですね。タッチタイピングもしやすそうです。




こちらがキーボード周辺の画像です。ZenBookのみならずASUSの近年の特徴として、タッチパッドをテンキーとして使用することができます。結構便利そうです。
弱点というより注意点ですが、「3.5mmオーディオジャック」は非搭載です。有線でヘッドフォン等を利用する場合は変換アダプター(同梱)が必要です。
持ち運びに便利な専用スリーブケースも付属しています。
Acer『Swift 5』(SF514-55T)
14インチで軽量。




Surface Laptop Go | 仕様 | 評価 星5段階 |
---|---|---|
OS | Windows 11 | |
CPU | Core i5-1135G7 | ★★★★☆ |
メモリ | LPDDR4X 8/16GB | |
ストレージ | SSD(PCIe) :512GB | |
ディスプレイ | 14インチ 16:9液晶 1920×1080 | ★★★☆☆ |
外部端子 | HDMI ×1 USB3.2(Gne1)Type-A×2 USB3.2(Gne2、thunderbolt4)Type-C×1 3.5mmジャック | ★★★★★ |
モバイルデータ通信 | 非対応 | |
キーボードバックライト | あり | |
生体認証 | 顔 | ★★★★☆ |
バッテリー持続時間 | 56Wh 最大15時間 | ★★★☆☆ |
重量 | 約1.04kg~ | ★★★★★ |
価格 | 約14万円~ |
軽量かつバッテリーもちも十分、性能も不足なしというオールマイティハイスペックモデルです。入出力ポートが比較的多いのも特徴で、Type-Cはthunderbolt4にも対応しています。ディスプレイは標準的なFHD、16:9です。
『VAIO SX14』
こちらはカスタマイズによってタッチパネルあり無しを選べるモデルになります。