Hシリーズは一般的なUシリーズと比べてTDPが28-45Wと、比較的高めに設定されています。そのため消費電力は増えますが、性能もノートパソコンの中では非常に高く、ゲーミングノートPCなどで採用されることが多いです。

最近のモバイルノートPCでの採用例として、『Dell Inspiron 13 3510』や『Vostro 5310』などがあります。Inspiron13については後日レビュー予定です。

今回は2019年の第9世代から、最新の第12世代までのHシリーズを比較していきます。

Core i9

Core i7

Core i5

Core i3

総合

同じ世代のCPUにもかかわらず性能に大きく差がついているところは、コア数が違う場合が多いです。例えば『Core i5-11320H』は4コアですが、数字的には下位モデルの『Core i5-11260H』は6コアという逆転現象が発生しています。補足として、グラフィック性能は前者のほうが高性能な「Xe」グラフィックスを採用しおり、後者は下位の「UHD」グラフィックスです。

28Wまでのシリーズ(U、P)と比較

W数にかかわらず第12世代Pシリーズの性能は圧倒的です。桁違いのワットパフォーマンスで、11世代と12世代でかなり大きな差がついています。

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