アメリカをはじめとした海外版XPERIAでは、Ⅱシリーズにも『Android12』の提供が開始されました。日本国内での提供は未定ですが、仮に更新されるとすれば『Android 10・11・12』としっかりと2回のアップデートが提供されることになります。

「XPERIA 1Ⅲ・5Ⅲ」がAndroid 12にアップデート。内容をおさらい。

2022年2月、XPERIA MK3世代(フラッグシップ)モデルにおいてAndroid 12の提供を含むアップデートが開始されました。現在ではSIMフリーモデルからの提供が開始され…

アップデート内容

はじめに述べた通り、こちらは海外版のアップデート情報になります。しかしながら、基本的な内容は国内で今後リリースされるものと同じになることが予想されます。

OSがAndroid12に

これが一番大きなものになりますが、2021年10月に正式公開されているAndroid 12が約半年遅れで提供されました。「クイック設定パネル」のデザイン変更や、各デフォルトアプリなどのUIが新しいマテリアルデザインに基づいたものに変更されています。

なお、Android12最大の特徴である「Material You」の提供はされていません。これは最近にGoogleがPixelシリーズ以外に解放したものなので、今後のアップデートでの対応が予想されます。

プライバシー保護強化

これもAndroid12の機能の一部ではありますが、カメラ・マイク使用時に右上に緑マークが表示される機能や、位置情報選択機能が追加されています。前者については以前からIOSにおいて搭載されてきたもので、Androidではやっとかといった感じです。

スクロールスクリーンショットの追加

こちらは一部の他メーカー機種にも搭載されていましたが、これをAOSPにも取り込んだ形になります。スクリーンショット撮影時に、そのページの下部まで一枚の画像に収めることができます。

片手モードの追加

「片手モード」が追加されました。他者スマートフォンではそのまま画面を小型化する機能が搭載されていましたが、XPERIAにおいてはiPhoneシリーズのように画面上部を無効化して下部のみに映すタイプになるということです。

電源ボタン長押しによるスクリーンショットが撮影不可に

これまでは電源ボタンを長押ししたときに表示される「画面の保存」からスクリーンショット撮影が可能でしたが、これが無くなります。

カメラボタンへの機能追加

ゲームプレイ時において「カメラキー」を押したときの動作を割り当てることができるようになります。これはゲームエンハンサーに関連したアクションになります。

画面オン時に電源ボタン以外からもできるように

設定画面に、「音量キー」「カメラキー」などの電源キー以外で電源を入れる設定が追加されます。