スマホ最新世代並み?「Snapdragon Wear 5100」の情報まとめ

最新世代のスマートウォッチ向けSoCである「Snapdragon Wear 4100 +」ですが、最新といいながらも発表から2年が経過し、スマートフォン基準ではだいぶ『古い』世代の仕様となってしまっています。最近はGoogleによるWearOSの大型アップデートなど、WearOSスマートウォッチ市場にも復興の兆しが見えつつありますが、最大の課題であるバッテリーもちの問題についてはあまり変化がありません。

2020年にレビューした『Fossil Gen 5』
Snapdragon Wear 3100搭載

Wear 5100(+)の仕様

リーク情報51004100
プロセスルール4nm12nm
CPUCortex-A53Cortex-A53
GPUAdreno 720Adreno 504
メモリLPDDR4XLPDDR3

初めに述べた通り、さすがに4100の発売から2年も経過しているなか、Qualcommは新世代スマートウォッチ用SoCの開発を初めているとのことです。名称は『Snapdragon Wear 5100』シリーズで、Samsungの4nmプロセスで製造される予定とのことです。」

4nmプロセスか…性能向上は見込めず

4nmプロセスというと、スマートフォン向けSoCの最新世代である『Snapdragon 8 Gen 1』と同じであり、4100の12nmと比べると大幅な微細化になります。プロセスが微細化すると、当然省電力になりますのでバッテリーパフォーマンスの改善も期待できます。さらに、ダイサイズも小型化することからバッテリーのスペースを増やすことも可能になります。

CPU以外では大幅な性能向上か

ちなみにですが、CPUについてはARMの『Cortex-A53』を使用しているとされており、これは4100と同様になることから、処理性能の大幅な向上は望めないかもしれません。しかしながら、この辺りは3100辺りから満足度するものになっておりあまり気にならないだろうと思います。

ただし、メモリ容量は『LPDDR4X 最大4GB』を採用、GPUに最新世代の『Adreno720』を採用するといわれており、この辺りは大幅な性能向上が望めるとしています。

4100のGPUとの比較

いつ発表、発売になるかは不明なところですが、現在のところWear4100搭載機種が続々と出ています。このような状態で新SoCを発表するとなると買い控えなどの影響も出てくることから、もう少し発表は後になるのではないでしょう。続報に期待です。

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