ついに発表!「Fossil Gen6」仕様、価格まとめ。【SPO2、比較】
2021年8月30日、Fossilグローバルサイト(英語版)にて、前々から予告されていた新型WearOSスマートウォッチ「Gen 6」シリーズが正式発表されました。
今回は仕様と米国での価格、日本国内での予想価格などをまとめていきます。
価格はアメリカにおいては299ドル、アメリカでの発売日は2021年9月27日頃になります。
日本国内での正式発表はされていません。




スペックシート
仕様 | Gen 6 | Gen5 |
---|---|---|
ケース | 44mm FTW4063V 42mm FTW6080V | 44mm |
バンドサイズ | 22mm | 22mm |
出荷時のOS | WearOS 2 ? 明確な記載なし | WearOS2 アップデート不可 |
CPU | Snapdragon Wear 4100+ | Snapdragon Wear 3100 |
メモリ | 1GB | 1GB |
ストレージ | 8GB | 8GB |
ディスプレイ | 1.28インチ 有機EL | 1.28インチ 有機EL |
血中酸素測定 SPO2 | 搭載 | 非搭載 |
ネットワーク | Bluetooth 5.0 Wi-Fi | Bluetooth 4.2 802.11 b/g/n |
GPS/NFC | ●/● | ●/● |
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
価格 | 299ドル (アメリカ) |
本体デザイン…42mmモデルも登場
基本的にはGen5との大きな変更はありませんが、竜頭の外側にカバー(?)がつきました。
一枚目が新モデルのGen6、二枚目が旧モデルのGen5になります。








また、測定機能の増加により、センサーも増えているのがわかります。
Gen6 前面 Gen6 側面
Gen5 前面 Gen5 側面
ケースサイズとバンドサイズに変更こそありませんが、全体的に大きいと言うか、ごつくなったという感じです。それぞれのボタンサイズも大きくなったのでしょうか。こう見るとそれなりにデザインが変わってますね。
その代わりというわけではないと思いますが、今回は本体サイズ42mmのモデルも用意されています。




画面サイズは同じ1.28インチで、バンド幅は18mmになります。相対的にこのモデルのほうがベゼル幅が狭いということですね。カラーは44mmモデルが3色用意されているのに対して、42mmは1色のみです。(いずれも8月30日現在の情報なので追加される可能性が高いです。)




女性向けなのかなというカラーリングであることは伝わりますが、44mmだと大きく感じる男性もいなくはない(特に今回は前モデルに比べてサイズアップした印象がある)ので、ブラックなどの男性でも使いやすいカラーリングやデザインを用意してほしいなと思ってしまいます。
最新SoC「Wear 4100+」搭載。Bluetooth5.0
2020年に発表された新型SoCを搭載です。旧世代であり現行の「Gen5」にも搭載されている「3100」と比較して、プロセスルールが12mmになり、CPU性能は20%、GPU性能は150%近く向上しているとのことです。バッテリー性能も25%近く向上、Bluetooth5.0に対応しています。現状のスマートウォッチ用SoCとしては最先端のスペックになります。




ついに!血中酸素測定機能「SPO2測定」搭載
ここ2年ほどでかなりよく耳にするようになった言葉です。パルスオキシメーターなどが当たりますが、血中酸素濃度を測定してくれる機能です。




基本的な仕様は引き継ぎ
スピーカー搭載、RAM1GB、ストレージ8GB、画面サイズなどの基本的仕様はこれまでと大差ありません。WiFiの規格についての記載はありませんが、WiFi(a ac)に対応するのかは気になる点です。
肝心の搭載OSについては不明(多分Wear OS 2)
以前お伝えした通り、公式サイトでは搭載されているOSバージョンについての明言はされていません。WearOS3の搭載が決まっているのであれば大々的に記載するだろうと思われますが、そのような点についての記載は一切ないことから、現行のWearOS2の搭載である可能性が高いです。(今後のアップデートの可能性は高い)
ただし、そのアップデートの時期については2022年の中ごろ以降とされている通り、発売から1年近くアップデートされないという非常に残念なポイントではあります。
Google Pay対応(日本は非対応)
見出しの通りです。WearOS3の発表と同時に対応国も拡大されましたが案の定日本は非対象でした。対応してくださいよGoogleさん。Pixelは力入れているのだからスマートウォッチもお願いしますよ。というよりSuicaなどもあまり乗る気ではないのでしょうね。圧倒的AppleWatch優勢の中、使っている人が多くないOSのためにわざわざお金かけたくないですよね。ただ、そういう点から変えていかないとAppleWatchに対して同じ土俵にも立てなくないですか?
ちなみに、前モデルのGen5なんて「今後対応予定」って記載されてました。Felicaも搭載されていたとの話です。完全に宝の持ち腐れになってしまいましたね。
まとめ…あまり新しさは感じられないが、無難な仕上がり
今回発表されたGen6ですが、大きな変更点においては「SoCのグレードアップ」「SPO2センサーの搭載」「42mmモデルの登場」といったところになります。あまり変化がないと捉えられるかもしれませんが、SoCの変更などは使用感に大きく影響するだろうと思います。
正直なところ「Wear OS 3」がプリインストールで搭載されていない可能性が高いのが非常に残念です。(今後変更の可能性はあります) もう少しソフトウェア面に力を入れてほしいのですよね。スマートウォッチ。
価格はアメリカで299ドルであることを考えると、日本国内では3万円台後半くらいでしょうか。




また、発売日は9月27日付近とされており、日本ではこれ以降になる可能性が高いです。