維持費たったの165円。「Surface Go 2」でeSIMを使ってみよう。(IIJ データプラン ゼロ)
ついに、最近話題の「eSIM」デビューしました。
Surface Go2のメリットは楽に持ち運べて使う場所を選ばない点だとは思いますが、外で使うたびにデザリングをオンにする行為は少し面倒です。ここで今回は、IIJ Mioから提供されているかなり手軽に使える「eSIM」に挑戦してみました。
eSIM専用プラン「データプラン ゼロ」の特徴
このプランはタイトルにある通り、月額165円から始められるeSIMのみによるデータ通信専用のプランです。
eSIM(イーシム)は、通常の物理的なSIMのようにスマホに挿入する必要がなく、ウェブサイトから契約する事で、すぐにその場で使えるようになるデジタル的なSIMになります。
eSIMが使える端末は、現在ご契約のキャリアと併用する事ができるので、電話とネットで通信会社を分けたり、通信料や通信状況などによって切り替えて使う事ができます。
IIJ mioの紹介ページより
データ通信専用プランなので、通話やSMSは使用することができません。また、オプションとして追加することもできません。だからこそPCでの利用に最適なプランだと思います。
最低維持料金は165円です。これにはデータ通信料は含まれておらず、追加データ量を購入することによって通信ができるようになります。
追加データ量の価格は以下の通りです。
基本料金 | 165円 |
1GB | 330円 |
2GB~ | 450円 |
最初の1GBは330円で、2GB以降は1GB当たり450円となります。基本料金と合計すると1GB395円となり、物理SIMのデータプランに比べてもかなり安いのがわかります。また、データを使いたいときに購入すればいいので、使わないときは165円で済むのも良いところです。この程度の額ならPCに適用っぱなしでもいいかなと思います。
こんなに簡単とは、導入方法。
冒頭に説明した通りeSIMなので、物理的なSIMカードは存在しません。そのため、データプランの登録完了から開通まで10分程度で行うことができます。ここの手軽さは非常に良いです。
今回はSurface Go 2 にて導入してみました。IIJmioの公式ホームページの正式動作確認済み機種リストには掲載されていませんでしたが、使用できることを確認しています。
申し込み処理が完了するとすぐ登録したメールアドレス宛にアクティベーションコードが届きます。
ここで表示されるQRコードをPC側でスキャンするだけです。
新しいプロファイルの追加、QRコードのスキャンより行います。
この画面でスキャンを行うことでSIMプロファイルがインストールされて設定完了となります。
カメラが付いていない機種では同時に掲載されているアクティブ化コードを利用することで設定もできます。
このようにしっかりと接続できていいます。
あまりにも設定が簡単で拍子抜けしました。APNの設定なども必要ないので物理SIMよりも早い上に簡単です。
まとめ…ぜひ一度は試してみたい手軽さ
データ通信SIMを非常に簡単かつ素早く契約できます。感覚としてはサブスクリプションに近い手軽さです。
IIJmioでは2021年8月31日まで初期費用1円キャンペーンを行っているため、初月でも1000円以下で申し込むことができます。
最近ではiPhoneやPixel、AQUOUシリーズでもeSIM対応機種が増えてきているので、更なる普及が期待されるところです。ただ、当の三大キャリアがeSIMの拡充に消極的な気がしなくもないです。
また、物理SIMカードよりも手軽に使用できる反面、SIMを使用する機種を変更するのは少し面倒で、毎回新しい機種に再アクティベーションを行う必要があります。
仕組みさえ理解していればかなり手軽に利用できるeSIM、ぜひ使用してみてほしいものです。