Windowsの「取り外しポリシー」速度にどれだけ差が出る?
2020年5月26日
(更新中)
この機能、使っている人はいるのでしょうか。「デバイスマネージャー」からプロパティで変更できるこの機能。「クイック取り外し」から「高パフォーマンス」に設定して書き込みキャッシュを有効にするとデータ転送のパフォーマンスが上がるはずなのですが、かなり知名度が低いと思います。
では、今回は実際に「高パフォーマンス」に設定してキャッシュを有効にすると転送の速度はどれだけ変わるのかをテストしていきます。
・テストするストレージ
- USB3.0接続 外付けSSD(480GB)
- USBメモリ(USB3.0)
- スマートフォン
データ転送先はNVMe SSD、1TB(W 2100MB/s)
・使用データ
- 写真約900枚、動画8本 計約14.8GB
- 動画データ4.47GB
・計測方法
- CrystalDiskMark
- データ転送にかかった時間
①外付けSSD(USB3.0)
CrystalDiskMark
写真&動画データ14.8GB
無効 | 有効 | ||
ストレージ→本体 | かかった時間 転送速度 | 約9分2秒 29.32MB/s | 約2分46秒 95.73MB/s |
本体→ストレージ | かかった時間 転送速度 | 約1分18秒 203.73MB/s | 約2分12秒 120.39MB/s |
動画データ4.47GB
無効 | 有効 | ||
ストレージ→本体 | かかった時間 転送速度 | 約4秒 1200MB/s | 約7秒 685.6MB/s |
本体→ストレージ | かかった時間 転送速度 | 約2分28秒 32.43MB/s | 約21秒 228.55MB/s |
②USBメモリ32GB(USB3.0)
最大転送速度:150MB/s
CrystalDiskMark
有効
動画データ4.47GB
無効 | 有効 | ||
ストレージ→本体 | かかった時間 転送速度 | 約4秒 1200MB/s | |
本体→ストレージ | かかった時間 転送速度 | 約4分18秒 18.82MB/s |