SUNEAST(サンイースト)のSSDを2年間使用レビュー 【動作問題なし】
こんにちは。SUNEASTというブランドのSSDはご存知でしょうか。販売メーカーは一応日本国内の「旭東エレクトロニクス」という本社を大阪に置く会社で、ブランド名の由来は「あさひ(SUN)東(EAST)」なのだろうかなとも思っています。
一番知名度が高いであろうSSDのほかに、外付けSSD、DDRメモリ、SDカードなどの販売をしているそうです。
このメーカーの特徴はなんといっても価格の安さです。最近は全体的にSSDの価格が下落していることもあり、有名メーカーとの大きな価格差は見られないように感じられますが、2年ほど前の価格差は大きなものでした。
私は360GBモデルを二年前に購入し使用しています。(2020年5月時点)今回は有名メーカーのSSDとの比較を中心にレビューしていきます。
Amazon にて『SUNEAST 2TB SATA SSD』が約12,000円で販売されています。激安すぎます。
ラインナップ
SATA SSD
多分、現行モデルの『SE900』シリーズを主に紹介します。
容量 | 価格 (2023/01/03) | シリーズ | 読・書速度 |
---|---|---|---|
128GB | 1,980円 | SE900 | 550・430MB/s |
256GB | 2,780円 | SE900 | 550・450MB/s |
320GB (旧モデル) | 2,980円 | SE800 | 530・500MB/s |
512GB | 3,950円 | SE900 | 550・480MB/s |
1TB | 6,380円 | SE900 | 550・500MB/s |
2TB | 11,780円 | SE900 | 550・500MB/s |
4TB | 29,800円 | SE900 | 550・470MB/s |
また、『SE800 Lite』という際安価モデルも販売されています。これが最も安いでしょうか。1TBが5,980円&ポイント還元は激安すぎます。この情報はあまり出回っていないような気もしますね。
容量 | 価格 (2023/01/03) | シリーズ | 読・書速度 |
---|---|---|---|
256GB | 2,550円 | SE800 Lite | 550・450MB/s |
512GB | 3,960円 | SE800 Lite | 550・480MB/s |
1TB | 5,980円 | SE800 Lite | 550・500MB/s |
M.2 PCIe SSD 【Gen4】
最新規格であるPCIe Gen4.0に対応した『SE900NVG』シリーズを主に紹介します。こちらのモデルはDRAMキャッシュが搭載された上位モデルと非搭載の下位モデルに分かれています。ヒートシンクが搭載されているのが特徴です。
容量 | 価格 (2023/01/03) | シリーズ | DRAM キャッシュ | 読・書速度 |
---|---|---|---|---|
512GB | 6,980円 | SE900NVG | 5000・4600MB/s | |
1TB | 10,780円 | SE900NVG | 〇 | 7000・5000MB/s |
1TB | 8,972円 | SE900NVG | 5000・4600MB/s | |
2TB | 19,800円 | SE900NVG | 〇 | 7000・6500MB/s |
M.2 PCIe SSD 【Gen3】
こちらは一般的なPCIe Gen3.0に対応した『SE900NVG3』シリーズです。
容量 | 価格 (2023/01/03) | シリーズ | 読・書速度 |
---|---|---|---|
256GB | 2,980円 | SE900NVG3 | 3500MB/s |
512GB | 4,180円 | SE900M2SA | |
512GB | 4,980円 | SE900NVG3 | 3100MB/s |
1TB | 7,780円 | SE900NVG3 | 3200MB/s |
1TB | 25,600円 | SE800P | |
2TB | 14,980円 | SE900NVG3 | 3400MB/s |
当時の価格比較
Amazon、価格.comで2018年から2019年の価格差を比較していきます。まずは250GBモデルの比較になります。
上の画像はSUNEASTの250GBSSD(左)と、SanDiskの250GBSSD(中央)、Samsungの860 EVO 250GBの2018年4月時点での価格を比較したものになります。SUNEASTが7,380円でSanDiskが14,694円、Samsungが9,980円という価格でした。
2TBモデルの比較もしてみましょう。左がSUNEASTのもので、右がcrucial(クルーシャル)の「MX500」になります。27,000円と33,000円と、価格差は約5,000円にもなります。
上記のように、1~2年前までは価格の差がかなり大きく相対的にコストパフォーマンスもよいメーカーとされていました。しかし、最近は多くの有名メーカーもある程度値段が下がってきており、知名度低めな格安ブランドとの価格差もそう大きくないものになっているように感じます。
2022年では上記の価格は過去のものです。2TBが1万円台で買える夢の時代に突入しました。
CrystalDiskMark
読み込み書き込み共には公称値レベルの速度が出ています。
早いですね。SATAⅢの限界値いっぱいまで速度がでています。
上記のように数値は100MB/s程度の差が出ていますが、実使用において速度の違いは特に感じられません。
CrystalDiskInfo
使用時間は3303時間。1日あたり4.5時間ほど使用していた計算になります。24時間連続使用に換算すると約140日くらいでしょうか。特にエラーなどは見受けられません。
特に画像などはありませんが、最終的には4年程度使用しました。その間の不良等は一切見られず、問題なくデータを守り通してくれました。
まとめ
どのようなSSDでも壊れるときは壊れます。としか言いようがないです。どのメーカーのSSDが壊れやすいということは誰にもはっきりとわかることではないと思います。SUNEASTのSSDには3年間の保証がついているので、万が一という場合には交換を行ってくれます。
1件のピンバック
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