「Fossil Gen5 THE CARLYLE HR」レビュー!「Fossil Sport」との比較も。
こんにちは。
スマートウォッチといえば「Apple Watch」が最も知名度も高く人気だと思います。しかし、「Wear OS」も忘れてはいけません。2017年に「Android Wear」から名前を変えて再出発した「Wear OS by Google」ですが、昔言われていた「動作が重い」「電池が持たない」などといった悪評をカバーできるほどの完成度になっています。
今回はAmzonやFossil公式ストアで30%以上値引きされていた「FOSSIL Gen5 Smartwatch(ジェネレーション5)」を購入してみました。
もともと「Fpssil Sport」を所有していたのですが、転んだ時に破損してしまい、使うことができなくなってしまったので買い替えるに至りました。
THE CARLYLE HR ブラックシリコン ジェネレーション5スマートウォッチ
Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチは、iPhone®とAndroid™ スマートフォンのどちらにも対応しています。
・スペックシート
・本体デザイン
筆者がスマートウォッチを購入するのは「UMIDIGI UWatch2」「Fossil Sport」に続く3台目となります。
さすが元値が4万円近くするモデルだけあって高級感があってかっこいいです。
バンドは「Sport」とほぼ同じデザインで交換もできますが、びじょうの素材が違うように感じられます。
「Fossil sport(バンド付け根破損)」と本体のデザインを比較します。
「Sport」が43mm、「Gen5」が44mmなので、大きく本体サイズの差は感じられません。しかし、手に取ってみると本体サイズの差以上に重量感の違いを感じられます。スペックシートにも表記している通り、「Sport」との重量差は二倍以上あります。この点も高級モデルならではだと思います。軽ければいいっていう物でもなさそうです。
マイクやボタン等の基本的な配置は同じです。「Gen5」の方が高性能なセンサーなのかは不明ですが、心拍センサーのデザインが違っており、中央部が突出した作りになっています。
厚さはどちらも同じ12mmです。ケースデザインを工夫して、表裏を中心に向かって斜めにすることで、実際の厚さ以上にすっきりと見えるようになっていると公式サイトに記載されている通り、個人的には「Gen5」の方が薄く見えますかね。
・スマホとのペアリングは簡単
PlayストアやAppストアで「Wear」アプリをインストールして手順に沿って進めるだけです。この操作に迷う人はいないはずでしょう。
・操作感
OSが同じなので「Sport」モデルとの操作性は一緒です。
WearOSのデザイン、個人的には見やすい上に操作性も良くて好きです。
実際に操作して感じたのが、「Sport」よりすべての操作においてサクサク動作sしているということです。搭載されているSoCは同じですが、メモリが「512MB」から「1GB」になった点が大きいと思います。アプリの起動までの時間やアプリ内の処理など、結構差が出ます。
・スピーカーを搭載
「Sport」との大きなスペックの違いの一つとして、スピーカーの有無があります。
Googleアシスタントを音声ありで使用することや音楽の再生、本体のみでの通話が可能です。
スピーカーを活用して単体で音楽再生をしてみましたが、意外に音量が大きい印象です。音質についても、「AQUOS R Compact」よりかは良い音が流れます。低音ほとんど出ませんがモノラルスピーカーとしては充分すぎる音質です。
・インストールすると便利なアプリ
WearOSには通常のAndroidと同様にGooglePlayストアが搭載されています。
その中でもインストールしておくと便利なアプリを紹介します。
Google日本語入力
このソフトは日本語入力をする上では必須といってもいいでしょう。Android端末にはプリインストールされていますがWearOSにインストールされているのは「英語入力」と「手書き入力」のみです。手書き入力で文字を入れることもできますが、圧倒的に日本語入力の方が早くて便利です。
Google Map
スマートウォッチ上で地図や周辺のスポットの表示、ナビ機能もできるアプリです。実際に使用した上では「Sport」と「Gen5」の性能差が一番感じられたアプリでもあります。とにかく地図の読み込み速度が「Gen5」の方が早くて快適で、その他の動作もワンテンポ以上早く感じられます。
Google keep
Android定番のメモアプリです。メモ内容をスマートフォンと同期することができるのでスマホウォッチ側でのメモの閲覧や記入等ができます。また、このアプリははチェックリストや画像の挿入、リマインダーの設定をすることもできます。
・まとめ
スマートウォッチ、筆者ははじめ必要ないと思っていました。しかし、実際に使ってみると便利ですね。UIもサクサクで使いやすいです。当然だと思いますが、android利用者なら断然WearOSの方が親和性があって使いやすいと思います。
LINEが無いのは残念
かなり残念なポイントです。OSの機能としてのメッセージの返信はできますが、スタンプの閲覧、こちらからメッセージを送ることや通話を始めることができません。これはWearOSのシェア率が低いのが問題なのでしょうか。少数しか使用していないOSのためにわざわざアプリを開発するのも無駄だろうと思います。
1件のピンバック
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