docomo、auから「XPERIA 10Ⅱ」登場! 仕様まとめ

docomoでは5Gの新サービス、新製品発表の中でひっそりと流れるように発表された4G対応機種。ミッドレンジモデルを中心に4機種発表されていますが、今回はこの中でも最も魅力的に感じたモデルである「XPERIA 10Ⅱ(マーク2)」の紹介をさせていただきます。

・仕様

SoCSnapdragon 665
RAM/ROM
microSD
4GB/64GB
microSD対応(1TB)
OSAndroid 10
アウトカメラ16㎜(超広角):800万画素 / F値2.2
26㎜(標準):1200万画素 / F値2.0
52㎜(望遠):800万画素 / F値2.4
インカメラ800万画素/F値2.0
ディスプレイ約6インチ FHD+
Wi-Fi
Bluetooth
IEEE802.11a/b/g/n/ac
Ver.5.0
バッテリー3,600mAh
無線充電には非対応
生体認証指紋
イヤホンジャックあり(ハイレゾ対応)
防水/防塵対応/対応
おサイフケータイ対応
サイズ
重量
約69mm×約157mm×約8.2mm
約151g
価格 47,520円 (ドコモ版)

・Snapdragon 665を搭載

ミドルレンジ帯のSoCを搭載しています。ミドルハイクラスの定番であったSnapdragon660の後継SoCとなっており、AI機能の強化やGPU性能の向上が謳われています。

Antutuスコアの参考値 Ver.7
Snapdragon 665Snapdragon 660
CPUKryo 260
(A73×4 & A53×4)
Kryo 260
(A73×4 & A53×4)
CPUクロック2.0GHz & 1.8GHz2.2GHz & 1.8GHz
製造プロセス11nm14nm
GPUAdreno 610Adreno 512
GPUクロック不明647MHz

先代との性能の差はそこまで大きいというわけではありません。Antutuスコアは向上していますが、CPUクロックが0.2GHz低下している点には注目です。

・ディスプレイ 低価格モデル初の有機EL

XPERIAのミッドレンジモデルとしては初の6インチ有機ELを搭載しています。なお、上位モデルのXPERIA 1シリーズのように高画素化エンジンである「 X1 for mobile」の搭載はなく、旧来の「 トリルミナスディスプレイ for mobile 」になります。HDRには非対応です。

画面比率はXPERIAの標準となりつつある21:9(シネマワイド)となっています。
また、前面と背面のガラスには「Corning® Gorilla® Glass 6」が使用されており破損に強くなっています。

・カメラ

これもミッドレンジモデルでは初のトリプル構成になります。広角+超広角+望遠となっており、トリプルレンズとしては申し分のない構成です。XPERIA 1Ⅱのようにセンサーサイズが一般のスマートフォンに比べて大きいわけではないので、ハイエンドモデルのように特段に画質が良いというわけでもないかと思われます。

上位機種のXPERIA 1Ⅱにはない機能として、「ナイトモード」があります。「Pixel3」のような感動的なハイレベルなものかはわかりませんが、高感度、ダイナミックレンジで美しい夜景も撮影できるとしています。

センサーのメーカーはSONYでなくサムスン製である可能性が高いです。「Exmor RS for mobile」という記載もありません。

4K30fpsでの動画撮影、120fpsのスローモーション撮影、21:9撮影、電子手振れ補正に対応しています。

・指紋認証が電源ボタンと再び一体化

XPERIA XZ1以前からの指紋認証一体型電源ボタンが復活しました。一体型の方が個人的には便利だと思いますので良いです。

・docomoとauの発売日と価格…結構安くなるかも

XPERIA X Compactを思い出す色合い。

Docomo版は正式に価格を発表していませんので予想の範囲になりますが、前モデルである「XPERIA 10」が4万円程度であることから、この機種も4万円程度になると思われます。

この価格だとしたらXPERIAの中では安くないですか?XPERIA Aceや8の完全上位互換的なスペックになってますし、コストパフォーマンスは十分良いと思います。

発売日は5月下旬以降とされています。発売が楽しみです。

また、2020年の4月15日にはauからも同機種の発売が決定しています。発売は5月下旬以降とされています。

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