【速報】SONYが新ウォークマン「A100」「ZX500」シリーズを海外発表。特徴と比較
2019年10月16日追記。ウォークマンA100 シリーズが国内でも発表されました。これに伴い、価格、仕様の詳細も明らかになってきました。
- 共通の特徴
- A100シリーズの特徴
A50シリーズの販売も継続されるとのことです。これはバッテリー持ちが減少したことなどもあり、完全な上位機種とは言い切れない所があるのかもしれません。
また、重量も99gから103gと、微小な変化にとどまっています。
A50とのデザインの比較。
(AndroidとしてのCPUやメモリなどの仕様は不明だが、あくまでもウォークマンでありメディアプレイヤーという位置づけなので、ゲームなどに向いているSoCではないと推測される。)
1.8GHzの4コアCPUだということがわかりました。Snapdragonに同じ構成のSoCが存在しなのでMediaTekやRockchipの可能性が高そうです、もしくは新規独自開発のものでしょうか。Rockchipの場合はRK3288というSoCの可能性が高そうです。
追記・ARMのCPUである「Cortex-A53」の4コア構成のSONY独自プロセッサであることが判明しました。メモリは4GBで、音楽プレイヤーとしてはそれなりのスペックです。
仕様が近いSoCだと、「Helio A22」(Cortex-A53の4コア構成) などがあげられます。採用例としてXiaomi 「Redmi 6A」などがあります。同SoCのAntutuベンチマークスコアは約60,000点前後ですが、今回のCPUの場合、クロック周波数が比較して低めであるのと、グラフィック能力は高くないということから、50,000点前後のスコアが期待できそうです。
Rockchip RK3288のスペック
・プロセスルール:28nm
・CPU: 最大 1.8 GHz で動作する 4コアの Cortex-A17 プロセッサ。
・GPU: Mali T-764 。OpenGL ES 3.1, OpenVG 1.1, DirectX3D 11.1対応。[8]
・DRAM: 64bit幅 DDR3L, LPDDR2, LPDDR3 対応。
また、Androidも当時から5年経過しどんな端末でも快適に動く環境が整っているので心配には及ばないと思いますが、F800シリーズであったように不要なプリインストールアプリが電池もちに悪影響を及ぼすという問題がどうなっているかも注目したいところです。
>サイドのデザインはA50シリーズを引き継いだものになりそうです。音量ボタンが+-統一のものから分割のものになったこと以外の配置は同じですね。アルミ削り出しボディも継続していることから、ひんやりとした高級感あるの見た目になるでしょう。
上下の部分はフラットなものであったA50シリーズ以前に対してラウンドのきいたデザインに変更されています。
Androidの搭載によりSpotifyやapple musicなどのストリーミング配信サービスの再生に対応したことはとても良い変更点と言えるでしょう。DSEE HXの高音質でストリーミングを直接聞けるのは嬉しいです。これらに伴いBluetoothレシーバー機能、USB DAC機能は省略されました。
Bluetoothでの連続再生時間は10時間ということです。 イヤホンとの接続環境によって多少増減するはずです。
おまかせチャンネル機能がなくなりました。この機能を利用していた方はそれなりにいたのではないでしょうか。気分に合わせてミックスリストを自動で作成してくれる便利な機能であったため、かなり残念です。
・価格
sonyストアでの販売価格
・16GB 本体のみ [32‚000円+税]
・16GB 付属イヤホンありモデル [39‚000円+税]
・32GB 本体のみ [37‚000円+税]
・懸念点
バッテリーもちが前機種に比べて悪化しています。これもA50シリーズが併売される理由の一つであるでしょう。ノイズキャンセリング機能オフ状態でのハイレゾ再生は16時間と、A50の30時間に対してほぼ半減しています。バッテリー持続時間の良さはオーディオ再生専門機(マルチメディアプレイヤーとなりましたが)として他社に比べてSONY優位に立っていたところであり、かなり重要なところでありましたが、サイズを維持することやAndroidを搭載するうえでバッテリーを犠牲にしたということでしょうか。個人的には一番残念なところです。F880シリーズがMP3での連続再生時間が30時間に対してA100が26時間と減少しているのも気になります。しかし、WMポートを廃止し、Type-Cを採用したことは英断と言えるでしょう。これによりスマートフォンとケーブルを統一することができ、モバイルバッテリーなどでの運用もしやすくなりますが、いずれにしろ単体でのバッテリー持続可能時間が長いに越したことはありません。
- 40周年記念モデル(NW-A100PS)
カセットウォークマンを彷彿とさせるカバーやデザインになった40周年記念モデルです。基本的な使用はA100シリーズと同じです。国内未発表で価格は440ユーロ/599ドル(オーストラリア)で11月発売予定とのことです。
- ZX500の特徴
「NW-ZX507」
追求:シルバーもあります。
A100シリーズ同様のホーム画面です。ノイズキャンセリング機能がないのでドッグにサポートガイド的なのが配置されています。
比較もかねて前面。
背面。
・11.2 MHzのDSDのネイティブ再生、PCM 384kHz再生に対応
- さいごに
なぜTypeCになったのにも関わらず充電時間が遅いのかのは疑問点です。まさか5V0.5Aしか対応していなかったりしないでしょうかね。QualcommのSoCならQCなどにも対応しててもおかしくないのですが、5v2a程度の出力があるなら2時間程度で充電時間できるはずです。
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WALKMAN A100 (NW-A105)レビュー androidウォークマンです − Androidについて