AQUOS sense 3の仕様と進化点まとめ
2019年9月28日
2019年10月12日
2019年9月、国内スマートフォン販売シェア3年連続トップを走るSHARPの人気モデル、「AQUOS sense」シリーズの新型機種と「AQUOS zero2」が発表されました。今回は「AQUOS sense2」シリーズとの比較、進化点をまとめていきます。また、AQUOS sense3 liteは楽天モバイルの専売モデルとして発売されています。
「AQUOS sense3 (lite)」さらに磨きのかかったミッドレンジモデル
・仕様
・本体デザイン
画像はAQUOS sense3 lite
前機種からの丸みを帯びたアルミボディを継続しています。ディスプレイにはリッチカラーテクノロジーモバイルを搭載し、デジタルシネマの標準規格に対応し、写真も動画も驚くほどリアルに表現することができるとしています。
前機種からの丸みを帯びたアルミボディを継続しています。ディスプレイにはリッチカラーテクノロジーモバイルを搭載し、デジタルシネマの標準規格に対応し、写真も動画も驚くほどリアルに表現することができるとしています。
バッテリー増量の影響か厚みは増していますが、画面サイズはそのままにベゼルが少し狭くなりました。また、ディスプレイの角にエッジがかかり、近年のトレンドに追従しています、liteでも背面がデュアルレンズのように見えますが、シングルレンズでおサイフケータイのマークがついています。AQUOS sense3(無印)ではおサイフケータイマークが上に移動し、カメラが付いています。
・システム
CPUがSnapdragon450であったものが630になりました。これは現行で搭載されているSnapdraon450以上の400番台でのSoCがなかったからというのも考えられます。
Antutu ベンチマークスコアSnapdragon 450 3D:12,135 総合:71,034Snapdragon 630 3D:19,887 総合:88,246
それなりの性能向上が期待できるでしょう。SHARPも謳うように特にGPU性能の向上が大きいと思われます。2018年に発売されたAQUOS sense Plusと同等のCPUということで、昨年の上位モデル同等です。
最近発売されたモデルではXperia Aceなどが当てはまります。価格次第ではXperiaキラーともいえるでしょう。
また、メモリとストレージがそれぞれ向上しています。メモリは3GBから4GBにストレージは32GBから64GBに倍増しました。最近のミッドレンジモデルでは標準的になっていた感じもしますので極めて妥当であると考えられます。
・カメラ
AQUOS senseシリーズ初のデュアルカメラでは、両方1200万画素の広角レンズと超広角レンズを搭載されています。
新画質エンジンProPix2を採用。この機能はハイエンドクラスであるAQUOS R3にも採用されている画像処理エンジンです。R3では、AIが被写体の動きを検知し、シャッタースピードや露光を最適に調整することで、被写体ブレを抑えることが可能に。暗いシーンではAIが自動で高速連写し、ブレの少ない1枚を選ぶとともに、ノイズを除去する。とされています。前機種では1200万画素のシングルレンズですが、sense3のカメラと比較してpropix搭載以外の仕様の変化は見られません。
昔はリコーの認証を取得などアピールしていましたが、いまはそのようなことはないそうです。
昔はリコーの認証を取得などアピールしていましたが、いまはそのようなことはないそうです。
・バッテリー
バッテリー容量の向上がこの機種の大きなアピールポイントになるのではないでしょうか。AQUOSシリーズ最大の4,000mAhのバッテリーを搭載し、IGZOの低消費電力液晶とバッテリーで1週間の電池持ちを実現とSHARPは謳っています。sense2の容量が2,700mAhでしたので、1,300mAhも増量されています。
・その他機能
「かんたんモード」
おサイフケータイ対応
- 「AQUOS sense3 plus」ミドルハイモデルの新機種
基本的なデザインはAQUOS sense3と同じですが、画面サイズが6インチのIGZOディスプレイに大型化されています。もちろんデュアルカメラ搭載です。
・システム
SoCがSnapdragon630から636に変更されました。Snapdragon636はZenfone5(2018)などで採用されており、Antutuスコアも普段使いでもそれなりのゲームでも十分な性能になっています。
Antutu ベンチマークスコア(例)
Snapdragon 630 CPU:39,675 3D:19,887 総合:88,246
Snapdragon 636 CPU:51,632 3D:21,288 総合:111,387
メモリ容量が3GBから6GBに倍増しこのあたりの使用もZenfone5と同じになりました。
ストレージも64GB・128GBに増量されました。ハイエンドクラスのスマートフォンと遜色ない仕様になっています。
ストレージも64GB・128GBに増量されました。ハイエンドクラスのスマートフォンと遜色ない仕様になっています。
・オーディオ
senseシリーズでは初となるステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。これはR3などにも対応している機能なのでハイエンド同等ともいえるでしょう。
・カメラ
sense3同様の広角レンズと超広角レンズの組み合わせになりますが、使用されているレンズが違います。広角レンズでは画角が24㎜から27㎜と狭くなりましたがF値1.8と明るめのレンズになっています。広角レンズでは1,310万画素の16㎜相当の画角のレンズと、さらに広角になっています。
前面カメラは画角が25㎜相当となっています。
3件のピンバック
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