近年、スマートフォンのみならずノートパソコンやタブレットPC、モニターやコンパクトデスクトップなどでも標準の充電規格として急速に普及しつつあるUSB PD(パワーデリバリー)。

今回は特徴と主な対応機種についてまとめます。

USB PDとは…

ユニバーサル・シリアル・バス – Wikipedia

ユニバーサル（汎用）・シリアル・バスの名の示す通り、 ホスト機器にさまざまな周辺機器を接続するためのバス 規格であり、最初の規格となるUSB 1.0は 1996年に登場した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ユニバーサル・シリアル・バス

このうち、USB PDは2012年に『USB Power Delivery Revision1.0』として規格化されたものです。2014年からType-Cに対応する『USB Power Delivery Revision 2.0』がリリースされました。
2016年には、USBType-AとType-Bを削除、パワープロファイルに代わってパワールールが設定された『USB Power Delivery Revision 3.0』がリリースされて今に至ります。

昔はスマートフォンの急速充電技術といえば「Quick Charge3.0」などが主流でしたが、近年はUSB type-Cの普及に伴ってUSB PDに統一しようという流れになっています。

米グーグルがAndroidを採用するスマートフォンメーカーに対して、USB-Cポートを搭載した新規モデルでのUSB PD規格準拠と、デジタル・ウェルビーイング機能搭載への対応を求めていることが判明。

XDA-Developersが入手したグーグルのドキュメントによると、新たに販売されるAndroidスマートフォンはUSB PDの仕様に準拠する必要があります。

https://japanese.engadget.com/jp-2019-10-10-android-usb-pd-google.html

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対応機種一覧

公式サイトで記載がある機種のみを掲載しています。Appleについては公式にPD対応と謳っていませんが、事実上対応していますので記載します。その他間違いなどはご容赦ください。

パソコンなら『Ctrl+F』、スマートフォンタブレットなら『ページ内検索』から知りたい機種を検索できます。

Apple

SONY

SHARP

富士通

京セラ(KYOCERA)

Rakuten

Google

Samsung

LG

ZTE

HUAWEI

HTC

OPPO

Xiaomi

その他

まとめ

最近のスマートフォンは対応している機種がほとんどになりました。しかしながら、「かんたんスマホ」をはじめとしたエントリーモデルでは対応していないものもあります。

面白いなと思ったのが、「XPERIA 10Ⅱ」がPD非対応な点で、2020年発売のミッドレンジ機種では珍しすぎる部類です。

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