複雑化するノートPCのCPUまとめ(インテル Core)
4月も近くなり、新生活に向けてパソコンを新調しようとする人が多い季節になりました。
そこで今回は近年急速に複雑化しているノートパソコン用CPUの種類をまとめてみました。
- CPUまとめ
・Uシリーズ
ノートパソコンに多く用いられる定番のCPU。国内メーカーが多く販売している一体型PCや超小型デスクトップPC(NUC)にも用いられている事がある。TDPは15W程度のものが多く、かなり省電力。
情報の解説
・PassmarkスコアとはPassmark社が集計、発表しているCPUの性能を数値化したものです。高いほど高性能になりますがあくまでも目安として比較してください。
・Passmarkスコアが高いCPUのスコア部を赤文字にしています。
・Yシリーズ
Uシリーズよりも超低消費電力なCPUとして2014年に初登場した。TDPは5W程度のものがほとんどでUシリーズの三分の一ほどであり、発熱も少ないので、ファンレス薄型超軽量ノートPCやタブレットなどで多く採用されているが、その分性能は低めで、Uシリーズの最新世代で2倍ほどの差がつく。
core Mシリーズから始まったが、core M5とM7はcore i5とi7に統合された。i7やi5でも性能が低かったりした場合、きっとYシリーズだろう。
主な搭載機種
apple MacBook 2017
Dell XPS13 (i7-8500Y) など
NEC LAVIE Direct NM (i7-7Y75)
LAVIE note mobile NM550 (i5-7Y54) など
Panasonic Let’s note RZ6 (i5-7Y54) など
・Hシリーズ
モバイル向けCPUの中でもグラフィック能力とCPU能力などを強化したモデル。その分TDPは45Wと高め。超高性能ノートパソコンやゲーミングPCなどに採用されている。
今回紹介していったCPUが今のモバイルノートパソコンで主流となっているものだ。他にもMシリーズなどもあるが、現在では使用されていないシリーズなので省略。