「Mi Note 10 Lite」の実機レビュー 「Lite」でも妥協なし?
こんにちは。今回は約3ヶ月振りのスマートフォンの実機レビューになります。中国「Xiaomi」の日本国内向けスマートフォン第2弾、日本国内向けということで勿論技適取得済みの国内正規流通品です。私としては「Mi 8 SE」「Redmi Note 8」に次ぐ3台目のXiaomiスマートフォンになります。現在の所有スマートフォンは「Pixel 5」「Pixel 3」「XPERIA 1」ですが、実際のところPixel5の使い勝手が良すぎてほかのスマホを使う機会が大幅に減少してしまっています。では、なぜ購入したのかというと、OCNモバイルのセールで契約とセットで約15,000円で購入できたからです。あまり満足しなかったとしても売却すればいいや、という軽い気持ちで購入してしまいました。
スペック
スペック | ||
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機種 | Mi Note 10 Lite | Mi Note 10(Pro) |
OS | Android 10 (MIUI 12) | |
SoC | Snapdragon 730G | |
RAM | 6GB LPDDR4X | 6GB(無印) 8GB(Pro) |
ROM | 64GB・128GB UFS 2.1 SDカード利用不可 | 128GB・256GB UFS 2.1 SDカード利用不可 |
ディスプレイ | 6.46インチ(2340×1080) AMOLED 3D曲面有機EL HDR10対応 明るさ:600 nit(HBM)/430 nit(typ) コントラスト:400000:1 Corning® Gorilla® Glass 5 | |
アウトカメラ | メイン:64MP F/1.89 1/1.7 (IMX686) 超広角:8MP F/2.2 1/1.4 深度:5MP F/2.4 1/1.5 マクロ:2MP F/2.4 1/1.5 | メイン:108MP F/1.69 1/1.33 (Samsung HMX) 超広角:20MP F/2.0 望遠:5MP F/2.0 ポートレート:12MP F/2.0 二倍 マクロ:2MP F/2.4 1/1.5 |
インカメラ | 16MP F/2.48 1/3.6 | 32MP F/2.2 4in1 |
動画機能 | アウト:4K30fps、1080p60fps、1080p30fps アウト:1080p30fps、720p30fps | |
ネットワーク | WiFi:802.11 a/b/g/n/ac (WiFi5) Bluetooth5.0 | |
SIM | microSIM ×2 | |
I/O | USB Type-C (USB) イヤホンジャック | |
防水防塵 おサイフケータイ | 非対応 非対応 | |
バッテリー | 5,260mAh 30W急速充電対応 | |
サイズ 重量 | 高さ:157.8 mm 幅:74.2 mm 厚さ:9.67 mm 重量:204 g | 高さ:157.8 mm 幅:74.2 mm 厚さ:9.67 mm 重量:208 g |
スペックは多くの人にとって必要十分と感じられるものになっています。私が購入したモデルはストレージが64GBになっており、SDカードでの拡張もできないので心もとないです。メイン機種としてガシガシ使う方は128GBモデルを選択したほうがいいと思います。OSはandroid10ベースのMIUI12です。いたるところまでカスタマイズされており独自機能も多く搭載されています。ピュアandroidな操作性を求める人には向いてないかもしれませんが、基本的な操作は同じなので使いにくいというわけではないはずです。
ちなみにですが、このモデルは「Lite」モデルです。上位版としては「無印」と「Pro」がありますが、違いとしてはメモリとストレージの容量、カメラ構成になります。「Pro/無印」はメインが108MPの5眼構成&インカメラが3200万画素で、メモリが最大8GB、ストレージが最大256GBです。スペック上の差はこれだけです。その他のディスプレイからSoCまでほとんど一緒です。
SoCは「Snapdragon 730G」です。日本国内だとPixel4aでの採用例があります。オクタコア最大2.2GHzで、Antutuベンチマークスコアは約25万点です。この程度の性能があれば基本的な操作で不満を感じることはないと思います。メモリも6GBなので十分です。
開封~外観
ハイエンドモデルのような高級感あふれる箱です。
箱から開けてみました。
Xiaomiに限らず中華メーカースマートフォンの 良いところとしては、カバーや充電器などの付属品が充実しているという点です。この機種もクリアカバーと30Wの急速充電器が付属しています。
最近は充電器自体の同梱をやめるメーカーが増え始めてきていますが(そもそも日本国内キャリア発売のスマホは充電器どころかケーブルもないのがほとんど)、充電器は付いてくるに越したことはありません。
本体を箱から出してみました。前面から背面にかけて一体的な美しいカーブディスプレイです。gorillaglass5を使用しているので落下などの衝撃には強いとは思います。
カラーはホワイトですが、中華メーカーのスマホらしく上部から下部にかけて青~紫のようなグラデーションを描いています。
指紋認証は画面内に埋め込まれているので背面はスッキリとしています。
カメラ機能
この機種最大の特徴である6400万画素センサーがどれだけ画質に影響を及ぼすのか、写真を撮影してきました。他機種やデジカメとの比較も交えながら載せてきます。
ソフトウェア・性能
MIUIはandroidをベースにしたOSです。AOSP(android open source projectの略)などの素のOSと比較して大幅に改変されています。
上記の画像のように、かなりの違いがあるのがわかると思います。初めて使う際は違和感を覚えるかもしれませんが、慣れてしまうとこれのほうが使いやすいなんてあるかもしれません。
ゲームターボやセカンドスペースなど、独自機能の多数搭載されています。また、エッジディスプレイによっるミスタッチを防ぐための機能もあります。
Antutuベンチマークスコアです。SoCはSnapdragon730Gで、2017年のハイエンドモデルであるSnapdragon835よりも高いスコアを出しています。
(Snapdragon 835)
重いゲームをやらない限りは充分でしょう。このレベルのスペックで不満を持つ人はいないでしょう。最近のスマートフォンはここ5年程度で性能が全体的に成熟傾向にあり、カクつくことはほとんど見られなくなりました。