「AQUOS Sense 4」シリーズ のスペック情報まとめ(Sense5G)(Sense4 Plus)

2020年9月11日、SHARPからスタンダードモデルである「AQUOS Sense 4」シリーズが発表されました。今回発表されたSenseシリーズは、「AQUOS Sense4」「Sense4 plus」「Sense5G」の3機種になります。また、この記事では紹介していませんが「Zero」シリーズの新型機種として「Zero 5G basic」も同時発表されました。

9月11日の新製品発表会で正式発表

SHARPはTwitter公式アカウントにて、9月11日(金)の午前10時からYoutube Liveにて新型5G対応スマートフォンの発表会を行うことを告知しています。

正式スペック
ノッチ&パンチホール&大容量

AQUOS sense4
出典:SHARP
AQUOS sense5G
出典:SHARP
AQUOS sense4 plus 個人的にはデザインをもう少しなんとか…
出典:SHARP

無印と5Gはノッチデザイン、Plusはパンチホールデザインとなっています。

無印&Plusモデルでは「Snapdragon720G」を搭載しています。このSoCは「Redmi Note 9S」などにも搭載されたもので、Antutuベンチマークでは20万点以上のスコアを出せる高コスパSoCです。Sense3が「Snapdragon 630」であったことから考えると大幅なスペックアップを果たしています。5Gモデルには「Snapdragon690」を搭載しており、前機種比2.4倍の性能向上とのことです。このSoCは発表されてから時間がたってないことから、各種ベンチマークなどの情報がほとんど出ていないので、実際にどれほどの性能が出るのかが気になるところです。

ディスプレイは無印&5Gが5.8インチ、Plusが6.7インチで、輝度効率の向上やアイドリングストップ性能の向上が図られた新世代のIGZO液晶を搭載しています。

メモリ/ストレージは無印・5Gが「4GB/128GB」Plusが「8GB/128GB」です。ストレージには高速フラッシュメモリの「UFS2.1」を採用することで前世代機より約2.4倍の転送速度になっているとのことです。

少し不思議に 思ったのが、画面サイズやメモリ容量から電池消費が激しそうな「Plus」モデルのほうが無印モデルより電池容量が少ない点です。薄型化からの兼ね合いでしょうか。

2021年度には全機種5G対応に

また、SHARPは2月に行われた発表会の中で、「2021年度中に同社から発表されるAQUOSブランドのスマートフォンはすべて5G対応になる」と明言しており、エントリーモデルやミッドレンジモデルも今後は5G対応になる流れです。

2021年度中には同社から発売するAQUOSブランドのスマートフォンはすべて5G対応になることを明言。

ASCII「シャープの2021年は全部5G! 今春発売の8K+5Gスマホ「AQUOS R5G」」
https://ascii.jp/elem/000/004/003/4003373/2/

商標登録からわかる情報

9/10追記
SHARP株式会社が8/25付で「AQUOS Sense 5G」「Sense4」「Sense4 plus」「Sense4 lite」「Sense4 basic」「Zero5G Basic」の名で商標出願を行っていることがわかりました。上記の商標の通りの機種が発表されるのがほぼ確実になりそうです。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/s0100
商標公開2020-104919
商標公開2020-104920
商標公開2020-104921
商標公開2020-104922
商標公開2020-104923
商標公開2020-104924

Snapdragon 690を搭載か?

2020年の6月、新型5G対応ミッドレンジSoC「Snapdragon 690」を発表した際のQualcommのニュースリリースには、SHARPが同SoCを搭載したスマートフォンを発表するOEM/ODMの一つとしています。このことから、今年度前後にはミッドレンジモデルにも5G対応機種が出ることはほぼ確定的な流れになります。

また、前述した商標の件と合わせると「Sense5G」がこのSoCを搭載する可能性が高そうです。

HMD Global, LG Electronics, Motorola, SHARP, TCL, and Wingtech are among the OEMs/ODMs expected to announce smartphones powered by Snapdragon 690.

Qualcomm ニュースリリース https://www.qualcomm.com/news/releases/2020/06/16/qualcomm-announces-first-5g-snapdragon-6-series-mobile-platform

・Snapdragon 690のスペック

型番Snapdragon 690
CPU性能Kryo 560 Gold(2.0 GHz)×2
Kryo 560 Silver(1.7 GHz)×6
8コア 8nmプロセス
GPUAdreno 619L
DSPHexagon™ 692
対応メモリLPDDR4X 2133MHz
ストレージUFS3.1 eMMC 5.1
ネットワークWi-Fi6 Bluetooth5.1
ディスプレイHDR 10対応 10bit
モデムSnapdragon X51 sub-6 GHz
5G通信速度 受信最大2.5Gbps 送信最大900Mbps
LTE通信速度 受信最大1.2Gbps 送信最大210Mbps

予想モデル・スペック(個人的見解)

ここからは完全に予想になりますが、私はSense4無印モデルは5Gに対応しないと考えます。歴代Sense(無印)の特徴としては、価格が3万円台という低価格で、多くの人が十分に使える性能という感じでしたが、現時点で5G搭載で3万円台に価格を抑えるのは難しいように思えます。また、日本国内での5G対応エリアはまだまだ限定的で、本領が発揮されるのは2021年度からといったところです。現状では低価格で売り出したい無印モデルに5G搭載の可能性は低いように感じます。

しかし、auから発売予定の「Xiaomi Mi 10 Lite 5G」は5G対応で4万円台、中国メーカーなどからは3万円を切る対応機種も出てきています。これらの対抗馬として、5G対応の「Sense 4 Plus」を出す可能性は考えられます。 (商標情報から「Sense 5G」が5G対応機種になる可能性が最有力になりました)これこそSnapdragon690を搭載すればある程度の低価格化することが可能なはずです。

5Gサービス開始を控えている楽天モバイルでも取り扱われる可能性が高そうです。

リンク

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