「XPERIA 8 lite」発表! スペック詳細情報。

2020年8月にSIMフリーモデルXPERIAを発表し、遂にSIMフリー市場に向けて動きだしたばかりのSONYですが、8月26日、昨年発売されていた「XPERIA 8」の一部機能を削減した廉価モデル「XPERIA 8 Lite (J3273)」をMVNO業者向けに発表しました。SIMフリーですが、機種単体での発売の予定はありません。

画像引用元:SONY

9/1からNuroモバイルなどで販売開始予定です。

XPERIAの命名規則は数字が大きくなるほど低価格・低スペックなモデルになる傾向があります。「XPERIA 8」は搭載SoCが「Snapdragon 630」と、現行モデルの中でも最も性能が低い機種ですが、数字上では「Snapdragon 665」の「XPERIA 10」よりも数字が上だという逆転現象が起こってしまっています。

機種名とスペックの関連性

スペック

圧縮音源をハイレゾ相当にアップグレードする高音質化技術である「DSEE HX」が非搭載になった以外、ほとんどのスペックで変化は見られません。この機能がどれだけ端末価格の低価格化につながるのかは分かりませんが、楽天の「AQUOS Sense3 Lite」以上に違いがわからない構成となっています。

カラー:ホワイト

また、カラーバリエーションが削減されており、4色あった無印モデルに比べて、ブラックとホワイトの二色のみとなっています。

OSが最新のAndroid10になっていても良かったかなとも思います。

価格・まとめ

公式発表価格は33,000円程度、Nuroモバイルでの端末一括価格は29,800円となります。また、Nuroモバイルでは同時購入で事務手数料無料やキャッシュバックなどのキャンペーンを行っています。詳細は以下のリンクから確認ください。

【先行予約】SIMフリーXperiaでスマホをお得に!Xperia 8Lite|nuroモバイル

先行予約受付期間:2020年8月26日(水)~8月30日(日)23:59 上限に達し次第、先行予約の受付を終了する場合がございます。<xperia 8 Lite …

上記の5,000円キャッシュバックキャンペーンを使えば25,000円程度で購入できてしまいます。また、組み合わせ次第では同時にソニーストアで使える4,000円相当のポイントを受け取ることができるので、実質21,000円程度購入できます。

無印 XPERIA 8の発表当初の価格は約50,000円程度でしたので、スペックの差以上に端末価格が下がったお手頃モデルです。現行XPERIAの中では最もお手頃に21:9のディスプレイを体感できるのではないでしょうか。また、イオシスなどのスマートフォン買取販売店での無印モデルの相場価格は未使用品32,000円程度、中古Aランクで26,000円程度で、完全新品であることを考慮しても「Lite」モデルは十分安いということがわかります。ライトユーザーにとっては必要十分なスペックではないでしょうか。

ただ、無印モデルからの疑問な点ですが、デュアルレンズの構成を(標準&望遠)よりも(標準&超広角)のほうが流行に乗れていたのではないかなとも思います。

それにしてもなぜSONYはミッドレンジ滞の機種を完全SIMフリーとして展開しないのでしょうか。「XPERIA 10Ⅱ」や今回の「XPERIA 8」をデュアルSIM対応にして販売すればそれなりに売れると思うんですがね。中国の輸入規制の問題でHuaweiをはじめとする中国メーカーの今後が不安になっている今だからこそ攻める時期ではないのかと思います。


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