超小型スマート翻訳機「ZERO」詳細レビュー!小型なのに多機能な便利グッズ【PR】
この記事はレビューにあたり、開発元のTimekettleより実機を提供していただいております。Timekettle社にはこの場を借りてお礼申し上げます。
・Timekettleとは?
2016年に中国の深センにおいて創業者の田力(リール)氏によって、AI翻訳機のグローバルブランドの構築を目指し設立されたスタートアップ企業です。
田力氏は2010年に電子科学大学から卒業後、HUAWEIにてマーケティング、プロダクトマネジメントを担当していました。HUAWEI在籍時代には総裁賞及びゴールドメダル賞受賞を当時最年少で受賞しているとのことです。
日本ではワイヤレスイヤホン型のイヤホン翻訳機である「WT2」「WT2 Plus」をリリースしています。この製品はイヤホンの片側を相手にシェアすることで双方の話し言葉をリアルタイムで翻訳できるというもので、大きな話題となりました。2018年のグッドデザイン賞も受賞しています。
・Makuakeで日本語ローカライズに向けて出資を募っている商品です。
この製品、海外ではすでに「Indiegogo」などのクラウドファンディングサイトで支援を募っており、アメリカ台湾では18,000人以上の人から1億4000万円以上の支援を獲得しており、かなり実績のある製品です。
今回は日本進出に向けて、日本語ローカライズを行うために「Makuake」にて出資を募っているという形になりそうです。
Makuake|充電不要、スマホに挿すだけ楽々翻訳!財布にも入る多機能スマート翻訳機「ZERO」|Makuake(マクアケ)
アメリカと台湾のクラウドファンディングにて合計18210人、141,656,850円以上の支援を得た、話題沸騰中のスマート翻訳機「ZERO」 が日本初上陸! 充電不要・ペアリング不要。スマホに挿すだけ楽々翻訳実現、世界最軽量6.5gを実現したスマート翻訳機です。 …
・「ZERO」の実機レビュー
今回レビューしている商品はローカライズ前の製品であるため、日本国内版では仕様、付属品等が異なる場合がございます。
開封・付属品・デザイン
かなりコンパクトです。デザインもシンプルで使いやすそうです。
スマホと接続、設定
Timekettle社から日本語説明書の電子版を提供いただいております。中国版の翻訳などにまれにある変換ミスや語彙の違和感などは特になく、しっかりと読める内容となっています。
今回はPixel3と接続してみました。
方法はアプリをインストールして接続するるだけ。面倒なセットアップなども必要なしで簡単に使用できます。
Timekettle – Google Play のアプリ
“Timekettle” is a cross-language communication app to use with Timekettle’s own exclusive hardware products (Zero, WT2 Plus). Breaking the language barriers in your work, study, traveling, and life. Completely hands-free, no need to pass the device around. Make your communication more efficient and natural.
・「外付けマイク」だからこそのGoogleには無い強み
この製品の特徴としては、マイクが外付けで上下左右にそれぞれ1つずつ配置されていることによって発言者が誰であるのかを判別しやすくできるので、翻訳時の言語聞き取りの精度が向上しています。
Google翻訳にも似たような機能はあるかもしれませんが、Google翻訳と比較して最大の強みは外付けマイクの指向性と精度にあります。
下記の画像のように、マイクに向けて話す人の角度と本体の角度がかなり重要ということになります。マイクを地面と平行において話す声はマイクから60°の角度を推奨しています。ですので、マイクの角度によってはうまく声を聞き取ってくれない場合があるのには注意が必要です。
翻訳の精度についても6つの翻訳エンジンを統合しているとのことで、十分な翻訳ができそうです。
対応している言語は以下のものになります。
(今後さらに言語追加予定とのこと)
また、オフラインでのテキスト&音声翻訳も日本語⇔中国語、英語⇔中国語でIOS端末では可能とのことです。android端末では実証実験中とのことで、今後のアップデートで対応して欲しいところです。
・各機能紹介
4種類の使用モードがあるので、それぞれ解説していきます。
翻訳モード
双方向リアルタイム翻訳モードです。
このような感じに翻訳されます。画面が2分割されて文字の向きを変えることができるので会話している中の中央に翻訳機を配置しすれば、双方が文字を確認しながら会話を行うことができます。
試しに仏国大統領の会見の音声も翻訳してみました。
良いですね。早口気味に聞こえるフランス語でもしっかりと翻訳してくれます。
会議モード
このモードは4つのマイクをフル活用することで4方向からの音声を聞きとり、書き起こし、録音を行ってくれるモードになります。
パックマンのような形をしている左側の円が音声の向きを表します。緑色の音声がスマートフォンの上側(マイクから見てコネクター側)、青色の音声がスマートフォンの底辺側、赤と黄色は左右のサイド側の音声を指します。
この機能、かなり便利かつ面白いです。音声を高精度で自動書き起こししてくれる機能だけでもすごいと思うのですが、その音声が誰の声であったかを向きで分けてくれます。会議の議事録などを作成する際に有用な機能ですね。
また、書き起こした文字はクリップボードにコピーすることやメールで送信することや、ブックマークに追加することもできます。
録音した音声もしっかりと端末内に保存されるので、後から聞き直すことも可能です。(10時間まで無料)
インタビューモード
このモードは「会議モード」が4方向であったのを2方向にしたモードといった感じです。
インタビュアーの音声とインタビュイーの音声をマイクによって聞き分けてくれます。こちらも会議モード同様に、後からの再生、コピーや送信を行えます。
テキスト翻訳
おなじみの文章翻訳機能です。現在は40言語に対応し、コピペで長文も簡単に高精度で翻訳できるとのことです。
この機能はマイク接続無しで利用できます。
上の画像はWikipediaの「Potter Building」の記事の同じ文章をZeroとGoogle翻訳で翻訳したものです。基本的にはGoogle翻訳と変わりが無いですがどちらが自然な文章でしょうか。私は「アン女王」などのあたりが「Zero」の方が自然に翻訳されていて良いと思います。
履歴の確認も可能
今までの行った翻訳の履歴を確認することができます。ブックマークや削除、再生などの機能も申し分ないです。
・まとめ
専用翻訳機を買うならこれで良くない?
Makuakeでは、一台6,380円から応援購入が可能です。リアルタイム翻訳機能ができてこの値段なら十分に出資の価値はあると思います。特に画面分割機能は、話し相手との間に画面の向きをいちいち変える必要がないので実際に会話を行うときにテンポよく会話を行えると思います。マイクも四方向に配置されているので音声がうまく認識されないということも少ないです。
一時期有名大御所芸能人などを起用したCMなどで話題になった「小型翻訳機」など、「専用翻訳機」がトレンドになりましたが、わざわざ2万円以上する翻訳機を別に購入するくらいなら、この「Zero」で事足りてしまうのではないでしょうか。二画面分割機能やリアルタイム翻訳、完成度の高いUIと、この価格帯にしてはかなり実用性とクオリティの高いおすすめなガシェットです。
Makuake|充電不要、スマホに挿すだけ楽々翻訳!財布にも入る多機能スマート翻訳機「ZERO」|Makuake(マクアケ)
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