赤ロムスマートフォンでも他キャリアは利用可能な話

そもそも赤ロムとは

赤ロムとは、中古の携帯電話の端末を指す俗称の一種で、割賦販売で購入された端末が支払い完了の前に中古品として流通し、その後キャリアによって利用停止にされる端末のことである。 最近の(3Gなどの)携帯電話端末は、SIMカードによって電話番号情報を管理しているものがある。

赤ロムとは何?Weblio辞書

赤ロムとは、ネットワークの利用制限が×となっている機種のことを言います。各キャリアの照会サイトを利用することで赤ロムなのかの確認ができます。

「ネットワーク利用制限」の対象となる携帯電話機(ドコモの例)

ドコモショップなどの販売店での窃盗(盗難)や詐欺などの犯罪行為により、不正に入手された携帯電話機

本人確認書類偽造や申込書の記載内容(お名前、住所、生年月日など)に虚偽の申告が含まれているなど、不正な契約により入手された携帯電話機

ケータイ補償サービスにより、補償対象となった旧携帯電話機

代金債務(分割支払金や、端末割引に伴う違約金等の債務を含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機

ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/search.php

赤ロムの有効活用

フリマサイトや中古スマートフォン販売店などで購入したスマートフォンが赤ロムだった場合、基本的にはWi-Fiでしか運用できません。そのため、メルカリなどでは赤ロムの販売を禁止されていますが、販売が許可されている店、サイトでは赤ロムは相場よりも安い価格で取引されています。

WiFi運用でもいいからそのスマートフォンを触ってみたいという場合では問題ありませんが、このままではSIMカードを利用してのネットワーク通信を行うことができません。

しかし、あくまでもネットワーク利用制限がかかるのはそのスマホの販売元のキャリアだけです。

キャリアAから購入した機種( SIMロック解除済み)が赤ロムになった場合、キャリアA系SIMでは利用できないがその他のキャリア系SIMであれば利用可能。

ですが、そもそもキャリアはネットワーク利用制限×のスマートフォンはSIMロックの解除を行っていません。逆に言えば、SIMロックの解除さえできれば他キャリアでLTE、通話を利用できるようになります。

このような場合、業者にSIMロック解除コードを発行してもらうことや、ツールなどを利用して強制的にSIMロック解除を行うという方法があります。この方法はアメリカなどでは違法となりますが、日本国内ではSIMロックに関する法律が存在せず、違法ではないのですが「グレーゾーン」な手法となっています。

SIMロック解除を専門的に取り扱うインターネットサイトや、オークションサイトなどでSIMロック解除コードやツールが出回っており、対応機種はキャリアに持ち込むことなくSIMロック解除コードを発行することができます。どのサイトがこのようなサービスを行っているかはあえて触れませんが、もし試したい場合は調べてみてください。

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