Huawei Enjoy 10のスペック、特徴まとめ!機能を絞った低価格モデル!
Huawei Enjoy 10 Plusの兄弟的機種と位置付けられる Enjoy 10(無印)。カメラがデュアルだったり、ポップアップ式ではなくパンチホール式のインカメラになったりと、様々な変更点があります。
現在(2019年10月)発売はされておらず、予約を受け付けている機種になります。
・スペック
機種名 | Enjoy 10 |
本体サイズ 重量 | 159.8×76.1×8.1mm 約176g |
ディスプレイ | 6.39インチ IPS HD+(1560×720) |
OS | Android 9.0 (EMUI 9.1) |
SoC | Kirin 710F ( Mali-G51 MP4 ) |
メモリ/ストレージ | 4GB・6GB/64GB・128GB microSDにて拡張可能(最大512GB) |
アウトカメラ | 4800万画素 F1.8 200万画素 F2.4 1080p 30fps 動画撮影 |
インカメラ | 800万画素 F2.0 |
ネットワーク | 802.11 b/g/n Bluetooth 5.0 |
USB | USB2.0 microUSB |
生体認証 | 不明 (指紋認証なし) |
防水/防塵 | 無し |
バッテリー | 4,000mAh 10W充電 |
その他機能 | イヤホンジャックあり |
・パンチホール型インカメラで画面占有率は90%
galaxyなどのハイエンドモデルで採用され始めている「パンチホール」型のインカメラを搭載しています。
ディスプレイ内で使用できない部分が生じますが、ノッチよりかは少なく、画面を途切れさせている感じがしないです。そういえばiPhoneはいつまであんなに大きなノッチなんでしょうかね。そろそろ小型化できるのでは?
画面占有率は90%を超えています。ここまでくると画面を持っているような感覚ですね。
・4800万画素カメラ
流行りの4800万画素レンズ、200万画素の深度センサー用の組み合わせのデュアルレンズです。
48MPレンズでは最大 8000×6000での撮影が可能です。
AIによって500以上のシーンを自動的に認識し、自動で補正してくれるとのことです。
動画の撮影時は最大で1080pになります。
・ Kirin 710Fを搭載
ミッドレンジ向けSoCである「Kirin 710F」を搭載しています。 Cortex-A73/-A53を4コアずつ搭載しています。
P30 LiteやNova Lite3などにも「Kirin 710」が搭載されていますが、最後の「F」の有無の違いとしては、プロセスルールが14㎜から12㎜になったといったところでしょうか。
Antutuスコアはv7で約130,000点前後ほどでしょう。
メモリは4GB・6GBで、ストレージは64GB・128GBです。また、microSDカードを差し込むことで最大512GBまでストレージの拡張が可能です。
・4,000mAhの大容量バッテリー
・DSDS&SDカードの同時搭載が可能
・5GHz帯のWiFiは非対応(b/g/nのみ)
・画面解像度はHD+(1560×720)
画面解像度は268ppiで今の標準的な解像度(FHD)から考えると低いと思えます。逆に言えば、解像度が低い分省エネなので電池が持ちが良いのではないでしょうか。
・Type-CではなくmicroUSB
これはかなり気になるところです。Type-Cが主流になった今、microUSBの機種を新しく使おうとは個人的には思いません。
・指紋認証なし
背面画像の通り、指紋センサーが見当たりません。画面内指紋認証でも搭載しているのかなと思いましたが、公式サイトの仕様にも指紋センサーの記載がないため、指紋認証はないものと考えていいと思います。
・価格、まとめ
発売前なので予約時の価格になりますが、自撮り棒のおまけがついて1399元(約21,463円)からで予約を受け付けています。
予約サイト
https://www.vmall.com/product/10086879150587.html?cid=101972
Kirin 710F、メモリ4GB、4800万画素カメラでこの価格はなかなか実現できないのではないでしょうか。
ただし、「HD+液晶」「microUSB」「指紋認証なし」という点には注意が必要です。
UMIDIGI F1 Play(48MPカメラでType-C、約2万円前後)などの似たようなスペックをもつスマートフォンもあるので、しっかりと比較して検討したほうがよさそうです。実際の価格は発売が始まらないとわからないので、どれだけ値下げされるかも気になる点ですね。