スマホ向けSoCをまとめてみた (ハイエンド編)
2018年1月2日
2019年9月29日
個人的に気になったのでスマートフォン、タブレット向けCPUをまとめてみました。
ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンド に大まかに分けて紹介していきます。今回はハイエンド編になります。
ハイエンド
・Qualcomm
Snapdragon 835 (2017年)
CPU | Kryo 280 ×8 【最大】 2.45GHz |
GPU | Adreno 540 |
プロセスルール | 10nm |
メモリ | LPDDR4x 1866 Mhz |
充電 | Qualcomm Quick Charge 4 対応 |
現状発売されているandroidスマホでは最も高性能なSoCになります。Kryo 280は、最大2.45GHzの4コアと、最大1.9GHzの4コアで構成されています。(機種によって差がある)
antutuベンチマークでの性能
- Galaxy S8+ 17万1101点
- HTC U11 17万5987点
- Xperia XZ Premium 16万5631点
- MediaTek
Helio X30 (2017年)
CPU | Cortex-A73 x2 【最大】2.8GHz Cortex-A53 x4 【最大】2.2GHz Cortex-A35 x4 【最大】2.0GHz 合計10コア |
GPU | PowerVR 7XT |
プロセスルール | 10nm |
メモリ | LPDDR4x 1866 Mhz |
台湾のMediaTekが製造しているSoCです。10コアCPUを搭載しています。こちらは最近発表されてばかりなので、搭載されてる機種の発表に注目です。
- Apple
A11 Bionic
CPU | ARMv8-A 6コア 周波数不明 |
GPU | Apple 3コア GPU |
プロセスルール | 10nm |
メモリ | 不明 |
詳しい周波数は不明ですが高性能プロセッサ2コアと省電力プロセッサ4コアで構成されているCPUです。snapdragon835と圧倒的な差がつき、現状スマホ向けプロセッサでは最も高性能です。
antutuベンチマークでの性能
iPhone 8 plas…約23万点
現時点ではA11 Bionicが最も高性能になります。今後出てくるsnapdragon845でA11を超える性能を叩き出せるのかが注目です。